2024年田んぼ日誌⑧来年への覚え

標高1000mの八ヶ岳西麓・長野県原村で、1反ちょっとを非農家の家族でシェアしてササニシキを育てることに取り組んでいる田んぼの記録です。

2024年の今までの記録はこちら

2024年田んぼ日誌①芽だし・モミまき①(4月1日~7日)

2024年田んぼ日誌②田おこし・モミまき②(5月1日)

2024年田んぼ日誌③育苗結果(5月25日)

2024年田んぼ日誌④田植え(5月25日・26日)

6月2日~10月4日まで随時草管理(毎週)、土手草刈り

9月15日~20日 落水

2024年田んぼ日誌⑤稲刈り(10月6日・13日)

2024年田んぼ日誌⑥脱穀(10月20日)

2024年田んぼ日誌⑦秋おこし(11月6日・9日)

 

昨年までの実績はこちらのほうにまとめています。

非農家で集まって取り組むガチ田んぼの記録 まとめ→田んぼの記録(原村シェア田んぼ)

 

今年の課題と来年への覚えです。

 

■育苗

もみまき 室内芽だし、水入れ後、田んぼにてビニールハウススペースを作って育苗。

種もみは1キロでいいかもだけど、念のため2キロ

 

■初期除草モンダイ

今年は、米ぬかの草をおさえる効果を期待して米ぬかを撒き、初期除草をあまりしなかったため、

後半、めちゃくちゃ草取り大変になりました。

✓初期除草はしっかりやる

 

■収量減少モンダイ

今年は3枚中2枚の田んぼで、収量が20%ほど減少しました。

考えられる要因は

✓水が抜けやすくなってしまい、冷たい水がいる時間が長かった

✓初期除草が甘かったため、草に養分をもっていかれた

 

ということで、収穫後の秋起こしのタイミングで米ぬか・くず米・くず大豆などをまく

畔づくりをしっかりやって、水抜けを防ぐを来年はやることにします。

 

■脱穀・もみすりの水分量

今年は脱穀を終えてホッとしたものの、今年は水分量たかいまま脱穀したことの影響がもみすりにでてしまいました。

今まで脱穀は水分量15%以下が目安、といわれてきて、それは脱穀機への負担なのかな?くらいにしか考えていなかったのですが

本命はもみすりでした・・・・

 

もみすりは、みんな玄米で分配するのでしていただけるところにお願いしているのですが

最初、いくらかやってもらったとき、水分量が高すぎて、結構な量、「くず米」になってしまったと・・

最終的に全部脱穀できたのは11月下旬でした。

 

来年は

✓はざかけあと、ブルーシートで雨を防ぐ

✓脱穀はやはり15%きったあとにやる