山本印店さんで作ってもらって7年経ちました。

おはようございます。八ヶ岳西麓・長野県原村は、しっとりと雨が降った独特の雰囲氣になっています。

今日、Facebookでお友だちが、娘さんの印鑑をつくりに、山本印店さんへ行ってきたという投稿を読んで、ああ、懐かしいな・・と思い出したので、ちょっと振り返ってみようかなと。

 

山本印店さん。知る人ぞ知る、お店です。

めがねのとよふくさんと並んで、その筋では有名なのではないかしら。

 

わたしが、なんとなく氣になりはじめて、あれよあれよと予約がとれて行くことになったのは移住を決めた2013年。

その時のブログも残っています。

山本印店 ?前編 急遽行くことに?

山本印店 ?後編 みてもらって?

 

いや・・なんというか、軽いですねー、わたし(笑)

軽ぶっているというか。そういう、ちょっと一生懸命さが痛々しさと愛しさをかもしだしていますね。ふふ。

 

もう7年以上経ってしまったので、ちょっとうろ覚えの点もあるのですが、ブログには載せなかったようなことも、ちょっと振り返ってみようと思います。

 

手持ちの印鑑を持ってくるように、といわれたので、会社の上司からいただいた(作ってもらった)印鑑と、銀行印を持って行ったところ

あー、これは離婚だねー

 

といきなり言われました(笑)

 

当時、なんでしょうね。自分はポジティブだし、もういろいろわかってるし、低い次元=ネガティブは関わらないぜ!と強がっていたわたしは、いきなりそういうことを言われて「は?」だったわけです。

 

きっと、そういう感じのわたしもわかっていらっしゃったのかもしれませんね。おかまいなしに、どんどん話は続きました。

基本、執着がないこと

非現実を生きようとしていること(そんなことないって言うと移住しようとするところは、外国みたいなところでしょ?ってそのまんま言われました。たしかに、原村でも、山の中なので、どこかしらオーストリアのインスブルックのような異国感はあるのです)

あなたのご両親側の先祖が、あなたを後継者にしたがっていて、それでご主人がちょっとあぶないよ、的なこと

 

そのようなことを言われたのですね。あとは、ブログにちろっと書いてあるとおりではあるのですが。

 

その時、わたしはちょっとよくわからなかったところもあって、「わたしの両親の先祖がそんなことするって言われても、どうすればいいんだ。わかんないし、そんなふうにいうなんて・・ちょっとひどくない?」と思ったわけです。

 

まあ、先祖ディスられているようにも思ったわけですね。まだまだ若かったということでしょうか。

 

それでも、いい言葉もたくさんいただいて(そこはあまり覚えてないw)結果として素敵な印鑑を作っていただいて、それはもう、毎日宅急便の受け取りに使って、銀行印としても使って、仕事の書類にも使って・・・

 

お世話になっています。

 

かわいいんですよ。はい。

 

振り返れば、移住後の生活は本当に有難く、ご縁がどんどんつながっていって、しあわせに暮らしていられるわけです。

もちろん、印鑑だけのおかげさまではないのですが、印鑑のおかげさまもあることは確かで。

 

時々、ふわふわっとなりそうなときは、あの時に言われた言葉を思い返して、背筋を伸ばすようにしています。

 

そして、先祖さまがらみのこと、最近ちょっと、ありましてね。

どうして、両親側がわたしのことをそんなふうにしようとしたのか、なんとなく理由もわかりそうな氣配があります。

 

そういうのを含めての、言葉だったのかもしれません。

 

というわけで、ちょっとね。ショッキングなことを言われるかもしれませんが(でも、かなり御年になって、変わってきたかなという投稿もちらほらみます)そのときに必要な言葉を言ってくださるのではないかと今なら思えます。

 

山本印店さんに作ってもらって、本当によかったです。ご縁をいただけて、しあわせです。

 

これからも、大切に使っていこうと思います。

山本印店さんのウェブサイトはこちら

http://yamamotointen.com/