ありがとう、幼稚園。
昨日、春分で満月の祝日に、次男は4年半の幼稚園生活に別れを告げてきました。
最後の登園日、いつも通り手をつないであるいて、「じゃ、いってきまーす」とタタっとかけていった彼の後ろ姿。
いつもと同じ穴あきのズボン、毛玉ができたトレーナー、そしてすっかり小さくなったリュックサック。
なんてことはない日常の積み重ねで、こんなに大きくなったんだな・・・と胸があつくなり、迎えた卒園式。
彼は、慣れないスーツ姿にちょっと緊張しつつ、いつも通りの彼でした。
お友だちと笑いあい、ふざけあい、壇上ではちょっとソワソワ。歌も歌うよりも周りをみてる。
そんな一つ一つが成長の通過点で、母としてはとても貴重な部分を見せてもらった時間でした。
保護者も一緒に歌った「ありがとうのうた」は、やっぱり途中で泣いちゃって、ボロボロ涙がこぼれてきて、
でもちゃんと歌いたくてぬぐうのももったいなくて、泣きながら歌いました。
園児達、ガン見してたなー(笑)
でも、本当に良きご縁でした。
園児達もとっても優しくて楽しくて、可愛い子ども達ばかりだったし、
ママさんたちも、とってもさっぱりして、愛情深くて、素敵な方ばかりでした。
この4年半で幼稚園を通じていただいたご縁は、わたしにとっては移住のタイミングと同じで、
不安だったわたしへの贈り物のように、わたしの生活に彩りを与えてくれました。
いただいたご縁のおかげで、たくさんの道が開けたし、
わたしの心もたくさん解放されました。
個性が強い幼稚園ではありますが、手作りがたくさんで、子ども達をよくみてくれる、
とても素敵な幼稚園です。こんな近くに素晴らしい環境があったこと、心から感謝です。
卒業記念にいただいたあんパン。
卒園式のテーマが、「困った人にアンパンマンのように手を差し伸べられる人に」ということで、アンパンマンだったのですね。それにちなんで、あんパンでした。卒園生の方が山口県でやっていらっしゃるパン屋さんから、わざわざ送っていただいたものだそう。
次男には、特別にどうぶつ性を使わないあんパンを作っていただいていました。本当に感謝です。
この素晴らしいご縁をありがたく、つないでいって、
また新たな道を楽しんでいこうと思います。
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