2021年田んぼ日誌①育苗準備
2017年から取り組んできた田んぼ。仲間たちと楽しく、そして真剣にとりくんで5年目となりました。
昨年から原村に田んぼを借りることができて、非農家のわたしたちが、あっちこっちいきながらなんとか昨年は収穫できたのです。
昨年の大きな反省点はこちら
・今までやってきたといっても、農家さん任せになっていた部分は細かいところは方針もわからず、いきあたりばったりな判断だった
・芽だしのしすぎで、育苗は期待の半分くらいしかできなかった
・水見のやり方も、見よう見まねで、よくわかってなくやっていた
ここらへんでしょうか。
こんな感じだったので、いもち病になってしまった原因も、じゃあ、どうすればよかったのかな、ってところもいろいろ考えてはみるのですが、「うーん、こんな感じ?」とふわっとなってしまうのです。
こんなんではちょっとこの先厳しいね。ということで、今年はアドバイザーになっていただける方を探して、お願いすることになりました。
無農薬・無施肥農法「フィールド農法」柿澤宏治さんのもとで、習って実践していらっしゃる方です。
お話をいろいろ伺って、なるほど・・・ということばかり。勉強になります。
というわけで、今年はアドバイザーの方のお話を伺いながら、方針を決め、それに対して検証をしていく、一本筋を通していくことにします。
で、育苗の準備なのですが、今まで一緒に田んぼをやっていた「氣づきのワンピース」の西尾さんが今年から北杜市で多年草の田んぼと、自然栽培の田んぼの両方に関わられるということで、別々で田んぼをやることになりました。情報共有をお互いしていこうね、ということで、早速西尾さんのところの育苗について教えてもらったところ・・・
・・・・?育苗?
なんと、直まき&フィールドにての育苗らしく、方法としては
・耕して腐葉土をまぜる(上記で腐葉土の袋半分くらい)
・そこに、ばらまき。塩水選別、芽だしなどやらない、そのまんま)
・5㎜ほど覆土する
・寒冷紗をかけ、発芽までこのまま。自然にまかせる
・発芽後は、トンネルをして育てる
ということでした。ほえーーー。そ、それは・・・楽だよね??
今年のモミは、自分たちのモミはいもち病が心配なので、今までお世話になってきた「自給農園めぐみの」さんのササニシキのモミを使います。約1反につき2キロあるので、本来はこの半分くらいでいけるはず。
よし、半分はこの直播方法でやってみよう。
というわけで、早速みんなでやりました。ことし休耕田にしようと思っている田んぼの一部で挑戦です。
混ぜ込んで・・・
覆土して、寒冷紗かけました。
発芽してくれますように・・・
そして、半分は昨年と同じようにトレイを使ってやってみることにします。
苗半作 なえはんさく
というくらい、良い苗を作られることができれば半分のしごとは終わった・・大切なものなのですね。
うまくいきますようにー
あとは、田んぼにアドバイザーの方の助言をいただいて、ミネラルと好気性の菌をまきました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません