2021年田んぼ日誌①育苗準備

2022年4月16日

2017年から取り組んできた田んぼ。仲間たちと楽しく、そして真剣にとりくんで5年目となりました。

昨年から原村に田んぼを借りることができて、非農家のわたしたちが、あっちこっちいきながらなんとか昨年は収穫できたのです。

 

昨年の大きな反省点はこちら

・今までやってきたといっても、農家さん任せになっていた部分は細かいところは方針もわからず、いきあたりばったりな判断だった

・芽だしのしすぎで、育苗は期待の半分くらいしかできなかった

・水見のやり方も、見よう見まねで、よくわかってなくやっていた

ここらへんでしょうか。

 

こんな感じだったので、いもち病になってしまった原因も、じゃあ、どうすればよかったのかな、ってところもいろいろ考えてはみるのですが、「うーん、こんな感じ?」とふわっとなってしまうのです。

 

こんなんではちょっとこの先厳しいね。ということで、今年はアドバイザーになっていただける方を探して、お願いすることになりました。

無農薬・無施肥農法「フィールド農法」柿澤宏治さんのもとで、習って実践していらっしゃる方です。

 

お話をいろいろ伺って、なるほど・・・ということばかり。勉強になります。

 

というわけで、今年はアドバイザーの方のお話を伺いながら、方針を決め、それに対して検証をしていく、一本筋を通していくことにします。

 

で、育苗の準備なのですが、今まで一緒に田んぼをやっていた「氣づきのワンピース」の西尾さんが今年から北杜市で多年草の田んぼと、自然栽培の田んぼの両方に関わられるということで、別々で田んぼをやることになりました。情報共有をお互いしていこうね、ということで、早速西尾さんのところの育苗について教えてもらったところ・・・

 

・・・・?育苗?

 

なんと、直まき&フィールドにての育苗らしく、方法としては

・耕して腐葉土をまぜる(上記で腐葉土の袋半分くらい)

・そこに、ばらまき。塩水選別、芽だしなどやらない、そのまんま)

・5㎜ほど覆土する

・寒冷紗をかけ、発芽までこのまま。自然にまかせる

・発芽後は、トンネルをして育てる

 

ということでした。ほえーーー。そ、それは・・・楽だよね??

 

今年のモミは、自分たちのモミはいもち病が心配なので、今までお世話になってきた「自給農園めぐみの」さんのササニシキのモミを使います。約1反につき2キロあるので、本来はこの半分くらいでいけるはず。

 

よし、半分はこの直播方法でやってみよう。

 

というわけで、早速みんなでやりました。ことし休耕田にしようと思っている田んぼの一部で挑戦です。

混ぜ込んで・・・

 

覆土して、寒冷紗かけました。

 

発芽してくれますように・・・

 

そして、半分は昨年と同じようにトレイを使ってやってみることにします。

 

苗半作 なえはんさく

 

というくらい、良い苗を作られることができれば半分のしごとは終わった・・大切なものなのですね。

 

うまくいきますようにー

 

あとは、田んぼにアドバイザーの方の助言をいただいて、ミネラルと好気性の菌をまきました。