目の前の事象に向き合う

2019年2月11日

息子は二歳をすぎて、ますます成長スピードが増したようだ。
コミュニケーションも自分からアウトプットできるようになってきて格段にレベルアップ。
自己主張も以前に増してはっきりしてきた。
日常のささいなことも、彼には重要な意味を占めるから、
習慣やルールにはとてもうるさい。
私は自分で教えたくせに、自分の都合で急いだり面倒だったりすると、
つい、いつもの手順を省いたりしてしまう。
例えば家の鍵は、いつも下側だけ息子に開閉してもらっているが、
自分で閉めてしまったり…
すごく小さなことに思えるけど、息子はこういう時、烈火のごとく怒り、泣く。
手がつけられないほど泣くこともある。
そりゃそうだよな…
私も怒るわ…
でも急いでる時って逆にイライラしてしまってバトルになってしまう。
で、思った通りに事が運ばずにイライラがたまり、悪循環へ…
わかってはいても難しいんだよね、なかなか。
こういうやり取りは、ついこの間までの日常でよくあったことだけど、
思った通りに事を運ぶことに対する執着を手放して、
一呼吸してからクリーニングするようにしたら、
かなり落ち着いた対応ができることに気がついた。
もちろんクリーニングしただけでは息子は泣き止まない。
まずは泣いている息子に目線の高さを合わせて状況を説明する。
そして私が悪い時はきちんと謝る。
これだけのことなんだけど、全然違うんだよね。
最近は、きっとウニヒピリが教えてくれるのか、
「この行動をするより、今はこうしたほうがいいな」
とふっと感じられるようになってきたので、
この状態自体が起こらなくなってきた。
目の前の事象に責任を持ち、向き合って対処する。
当たり前のことだけど、続けるのは難しい。
子育ては常にこういうことを気づかせてくれるありがたい体験だ。
ありがとう、ウニヒピリ。
そしてありがとう、息子。
でも、やっぱりベランダに鳩がくるとイラっとして追い払っている私。
これも、記憶なのか。。