長崎旅行記①~ドタバタの幕開け~

2023年10月30日

昨日、無事に長崎旅行を終えて帰宅した。

義母と2人の息子と1週間。
どうなることかと思ったけれど、いろいろと楽しめたし、さりげない気づきをたくさんいただけた旅になった。

今回の目的は、五島列島の島の中にある奈良尾という街に行き、早くに他界した主人の父のお墓参りをすることだった。

なので、私はお義父さんに孫を会わせる介添え人として、とにかくやり遂げることを目標にしていた。

無事にやり遂げましたよ

とにかく、ものすごくマイペースな義母との1週間。
旅行前からひたすらスピリットガイドさんに、それぞれの最善の状況をお願いしておいた。

そして、スピリットガイドさんは思わぬカタチで最善を招いてくれた。

初日。
羽田空港に着いた時点でクタクタの私。
荷物は多いし、朝早いし、長男、次男は騒ぐし・・正直ぐったりだった。

義母は未だに年の3分の1を旅行に費やしている元気な人とはいえ、75をとうに超えている。重い荷物を持たせるわけにはいかないよね・・・

そんな状況の中、飛行機が40分も遅延した。

長崎空港まで2時間。
そこからフェリーで2時間。

長崎空港に着いた時点で、フェリーの時間に間に合うかどうか、ぎりぎりの状態だった。
でも荷物が多く、歩みも遅い私たち。
ようやく出口に着いた時には、このリムジンに乗れないとフェリーに間に合わない・・というリムジンの時間を過ぎてしまった。

ああ、フェリー乗り場で次のフェリーを2時間待つのか・・

そういう重たい雰囲気になりかけたとき、なんと目の前にまだリムジンがいるではないか。

どうやら、車内に忘れ物をした方がいて、そのために発車を遅らせていたという。

私たちは、なんとかそのリムジンに乗せてもらい、フェリー乗り場に近いバス停に向かった。

さらに、フェリー乗り場までバス停からタクシーを使わなくてはならない。
タクシーがつかまらなかったらアウトだ。

バス停に着くという時点でフェリーの時刻まであと10分。
タクシーでフェリー乗り場まで10分だという。

・・・間に合わないか・・・

義母もあきらめムードになったとき、バス停を降りたすぐのところにタクシーが停まっているではないか

私たちはすぐに飛び乗り、タクシーをとばしてもらった。

フェリー乗り場に着いた時、すでにフェリー出発時間を経過していた。
乗り場には誰もいない。切符売り場もしまっている。

でも・・・私は何故か乗れる気がした。

義母と長男に「とにかく行ってみてください荷物は私が全部持っていきますから」と私は伝え、とにかく先に行ってもらった。

私がヨタヨタと荷物を持ちながら乗り場が見えるところまで着いた時には・・
長男と義母の姿がなかった。

あ、乗れたんだー

そう思った時、3人の係の人がすごい勢いで走ってきて荷物を全部持ってくれ、私たちはフェリーに走った。

いやぁ・・・よかったよかった。

周りの方に迷惑をかけてしまったけれど、無事に乗れて本当によかった。

義母によると、一度船の乗り場にかけてある板(なんていうのかな?)をあげようとしていたところに、義母が大声で「待ってくださーい」と叫んでもう一度下げてもらったらしい。

こんなドタバタで乗ったことなんて今までなかったわ・・

笑いながら振り返ることで、なんとなく私たちみんなの雰囲気が和やかに、そして近くなったような感じになった。

かなり疲れたけれど、この出来事のおかげで、旅のスタートは精神的にかなり楽なものになったのだ。

すべては最善・・なのですなぁ。

奈良尾が近付いてきた時・・・

雲さんが集まってきましたよ。

龍さんもいるかなぁ・・

私には、なんだかんだドタバタが似合うのかなぁ・・
いっつもこんな感じのような・・・

あー、最初から長くなっちゃった・・・

おまけ。部屋を散らかし放題の次男。