2021年畑日誌②お芋の植え付け

2022年4月16日

原村の標高1000mちょっとのところで10m×10mほどの畑スペースをお借りしてやらせてもらっている畑の記録。

こちらの畑は2年目になります。

昨年は作づけ計画などつくってかなりがんばったのですが、田んぼとの両立が難しく、今年はお芋&大豆メインでいきます。

無理なく継続することが、第1コンセプトです。

2021年畑日誌①土づくり

 

土づくりをして本当は10日間おきたかったのですが、なかなかタイミングが難しくて、ジャガイモは5月16日にほとんど植えました。

種イモは例年、この時期にはまだまだあるのですが、なんと16日の午前中ですべて売り切れてしまったらしい。(JAファーム、富士見の駅前の苗やさん、綿半、ナフコ・・いろいろまわったけどすべて売り切れ)

 

というわけで、昨年の収穫物のあまりから、なんとか捻出し、1/4くらいに切ったりしてまずは16日にうえつけ。

その後、となりで畑をやっているお友だちから種イモをわけてもらい、数日後にうえつけました。

 

まだ少しずつの発芽ではありますが、大きなところだとこんな感じで成長していました。

がんばってー

 

昨年から、通路にクローバーをまいて成長したら刈りとって堆肥箱にいれる、をやっているのですが、場所によってはうすくなってきてしまったので、もう一度種まきしなきゃなーと思っていて久しぶりに畑にいったら・・・

!クローバー畑に・・・!!

 

わさわさすぎて、レタスが負けそうでした・・汗

 

というわけで、家族総出で草刈りをし、サツマイモ50本を植え付けて、まだ空いている畝には発酵させた好気性菌を蒔いてすきこみました。

2回目の発酵させた菌たち。端っこはどうしても固まってしまいますが、まあいいや。

 

菌は一番発酵が強くなると手で触るのもあつくて難しいくらいあつくなりますが、米ぬかをたすのをやめて、少量の水で混ぜ合わせる熟成期間にはいっていくと、だんだん温度が下がってきます。そして、においも香ばしいぬかのニオイ→ぬか床のようなすっぱめのニオイ→香ばしいニオイと変化します。

 

肥料というよりは土壌改良にいいのかな。

ちょっとまだまだ作物の状況もわからず、結果についてはこれからですが、混ぜ込んだところは心なしか土がふわっとしてきている感じはあります。

大豆を昨年植えていたところは明らかにふわっとなっているので、違ってくるだろうな。

クローバーに負けそうだったレタスたち。手前はジャガイモがでてきていますね。

冬越えしたニラたちは、めちゃくちゃ甘くておいしいので、畑作業の合間にちょいちょい食べてました笑

 

パッと見あまり変わらないようですが・・これで風通しやひかりはよくなったかな。畝をあまり高くたててないので、すぐに影響でそうです。

 

サツマイモの植え付けは息子たちが。

勉強についてはほとんど口出ししませんが、こういう畑、田んぼ作業への参加はかなり強制参加です。

食べ物を作ることができるすばらしさは一見して地味な作業だし、なかなか理解が難しいとは思いますが、いつかきっと、この経験は根っことして残ってくれると思うのです。

 

中学生になった長男も、今のところ割と素直に参加して、結構手伝えるようになってきたので、よかったかな。

土が近くにあるって本当にすごいことなんです。

わたしはずっと東京にいて育ったので土とは離れていましたが、ずっとどこかで岐阜の祖母の家にあった田んぼや畑をちらちらみてきたから、そこが少し残ってたかな。

 

自分の身体をつくってくれる食べ物を、人に完全に明け渡さないような考えがひろがっていけば、いろいろ変わるんじゃないかなとも思います。