メガネのマルトキさん
少し前から、なんとなく「眼」のことが氣になりだしたのでした。
大学生になってからコンタクトになって、以降20年以上使い捨てコンタクトレンズを使い続けてきたのだけど、
なんとなく、このまま歳をとっていくのも眼にはきついんだろうな・・・とか、
肩こりももしかしたら眼の疲れなのかもな・・・とか
いろいろ思いつつ、見て見ぬ振りをしてきた眼のこと。
その前にいろんな方面から「アタマの皮が固い」ということを指摘されていて
確かにそうだよなー、と思い切って見直すことにしました。
最初は・・・やはり、眼といえば眼鏡界の山本印店?的な存在の
眼鏡のとよふくさん(http://www.toyofukuoptic.co.jp/)
がやはり氣になったのです。
何度も何度もウェブサイトを読み込んで、でも、わたしにしては珍しく迷って迷って・・・
1ヶ月が経ちました・・・(珍しいです、こんなに迷うの)
電話をしよう、と思いながらどうしても電話ができなくて、
現実的に考えても検眼のためにあそこまで行くのは遠すぎるし、
何かあったときに氣軽に行かれないのはやっぱりリスクだなぁ、と。
ならば、長野県で探してみよう、ととよふくさんのような眼鏡屋さんを探してみることにしたのでした。
しかし、調べれば調べるほど、眼鏡屋さんの情報ってないんですよね・・・
とよふくさんのページで認定眼鏡士のことを知り、そのサイトをみにいくも、
世界基準に匹敵する技術の認定であるSSS(トリプルエス)の資格を持っているのは誰なのか、わからない。
日本以外の国では、眼鏡は医療器具として一定の知識、技術を持ったものが取り扱うこととして
国家資格になっていることもあるようなのですが、
今、日本では価格競争が起きているように、どんどん違う方向に行ってしまっている感じ。
言われてみれば当たり前なのですが、毎日使うものですし、
カラダに直接影響を及ぼすものなので、きちんと作ってもらうべきものなんですよね、眼鏡。
認定眼鏡士という名前だけは学校さえ通えばとれそうだし、2Sでも講習を受ければとれちゃう感じ。
「ちゃんとした」のはきっと、3Sのみなのだろう・・・というニオイを調べているうちに感じました。
しかし、どこの眼鏡屋さんも書いてないんですよね-。検眼方法のコンセプトや考え方、技術士の紹介も。
情報を探すことにはわりと自信があったのですが、もうちょっとあきらめかけたときにふと、見つけたのが
伊那にあるメガネのマルトキさん。
こちらは、SSS(トリプルエス)の認定眼鏡士さんが眼鏡をつくってくださいます。
http://www2.plala.or.jp/sss-06/index.html#tenpo
なんだか懐かしい、昔ながらのウェブの作りですがそれがかえって誠意が伝わってくるというか、
かなり多くのことを勉強して、考えて、活動してくださっていることがひしひしと伝わってきました。
とよふくさんのようなスピなニオイはしないけれど、
わたしは逆にそれがいいな・・と早速電話をしてみたのでした。
最初の電話で、かなり現状についてヒアリングをしてくださいました。
体調のこと、普段の使うシーン、今までの使い方、どこで作ったか、などなど・・・
そして、いざ来店。
丁寧に検眼を進めていきます。眼科ではかったときよりも、明らかに検査が多いです。
「これは、両目でみることを前提にしてバランスをみていくんですよ」など丁寧に説明をしてくださいます。
そして、なぜ、眼科でこの検査が行なわれていないのかなどの業界事情まで教えていただきました。
うーん、こんなに大切なものなはずなのに・・・これでいいのか???
以前、メガネ業界の利益率を聞いて驚いた記憶がありますが、やっぱりなんというか、いろいろありますねぇ・・・
そして、わたしの検査結果は・・・
なんと過矯正でした orz
コンタクトで-4.25、-4.00 でやってきていたのですが、
それより+1でもいいということ。なんとー
最小の度数で、最善の見え方を導き出すのが技術なのだそうです。
こんな過度の矯正をした状態で、コンタクトして、PCを長時間やっていれば
そりゃーつかれますよねぇ・・・と苦笑しながら話したのでした・・・・
フレームはちょっと個性的なものを選びました。宇宙人ですから(笑)
このようなしっかりした技術をもつ眼鏡屋さんが
もっともっと知られて増えていくといいなと思うのでした。
そして、地道にメガネ生活で視力回復も狙おうと思います。
ディスカッション
ピンバック & トラックバック一覧
[…] その時の記事はこちら→http://miyoyon.info/megane-marutoki/ […]
[…] 眼鏡のマルトキさんへ行って作ってもらったのでした。(そのときの記事はこちら→☆) […]