始動じゃ

昨年は次男の出産もあったけれど・・面白いように仕事の話がこなかった。

・・・もしや、私の市場価値はなくなってしまったのだろうか・・・
このまま、もう、仕事はしない人生なのだろうか・・・

ちょっと置いてけぼりをくらったような寂しい感じもあり、年明けに久しぶりに採用情報をみてみたり、SOHO市場をみたり、といろいろ調べていた。(節約の話もでてたしねぇ。)

どうかな?って思った企業があって、そこの話を友人にしたら、お知り合いがいらっしゃるとかでトントンと話を持って行ってくれた。

あまりの早い展開に、少し焦った。

私は以前のような仕事をしたいのだろうか。
子供たちとの時間とのバランスをとれるのだろうか。
どういう働き方をしたいのだろうか。
というか、何をしたいのだろうか。

・・・まあ、ぐるぐるといろいろ考えた。

結果としてはその企業には年齢制限でご縁がなかったんだけど、重たくなっていた腰を上げる機会をいただけてとても感謝している。

その中で、考えていくうちに・・これができたらいいなとワクワクすることがあった。

それは、私のようなある程度社会人として仕事をこなしてきた女性たちが、育児期間中にもキャリアを活かせて、かつ、バランス良く働ける環境をつくっていくこと。

もちろんね、今、いろいろあるし、カタチとしてもあることはあるんだよね。

でもね・・

実際、ワーキングマザーとしてフルタイムで働いているママさんたちは、ものすごく大変な思いをしながらがんばらざるを得ない状況だと聞いているし、かといって在宅でできるSOHO市場にある仕事はほとんどがクリエイター(ウェブデザイナーとか、プログラマーとか)向けだし、あるとしても簡単かつすごく単価の安いデータ入力やブログ記事の執筆だったりね・・

私のようにいわゆる「事務」方面で(広報とか、経営企画とか、株主対応とかね)経験を積んできた人が企業勤務でなく在宅やもしくは不定期の打ち合わせ対応とかで仕事をしていく環境って・・まだまだ充実してないんだよね。

ここらへんをなんとかできないかな、って思いだしたのだ。

いろいろと課題は浮かぶし、はたしてそんな考えを持つ人なんかいるのだろうか・・
と思っていたところに、同じ幼稚園に通わせているママさんと児童館で遊んでいるときに、なぜだかそういう話になった。

彼女も同じような考えを持っていた。

しかも、彼女は中国で自分で会社を立ち上げた経験もあり、今はご主人と会社をやっていて、とってもエネルギッシュ。

でも、子育ても丁寧にやっていて、食事にもかなり気を配っているとのこと。

私はとにかく、久しぶりに仕事に関わる話ができたのが嬉しかったし、食事面や子育てに関する部分で気が合う人に出会えたのもとても嬉しかった。

そして、彼女と何度か話をしているうちに・・・

じゃあ、やってみましょうか。

という話になった。

営業は彼女。私はその他もろもろ。

何より、彼女が私に向かって
「Miyoさん、とんでもなくスキルが高そうだからもったいないです!営業がんばります!」
と言ってくれたこと。

それが何より嬉しかった。

私のヒューマンデザインは、「認められるのを待って動くべし」というのが基本。

この「認められる」をようやく実感できて、私は・・ようやく始動できそうだ。

今後、どうなるかわかんないけど・・・
企画書を作ったり、打ち合わせをしたり・・今はそれがワクワク楽しい。

どんな形になれど、きっと無駄にはならない。
それがわかっているから・・楽しい

焦らず楽しんで、味わって・・・そしてカタチにできたら、と思う。

ようやく・・・始動なのだ