愛光堂のブレスレット

2017年3月4日

人目を気にしないコンセプトのこのブログだけど、
初めてアクセス解析なるものをみてみたら、「愛光堂」のキーワードが多くてびっくり。
やっぱり人気なんだなー。
だからってわけでもないのだけど、私の中で使っていたあのブレスレットは一旦、役割を果たしてくれたように思うので、手放す意味でも経過を記載しておこうと思う。
愛光堂のブレスレットを購入したのは、2007年の夏。
その当時もかなりの人気で、予約日は平日。
私はちょっと自由のきく立場だったから、作業を外ですることにして、あるホテルのラウンジで、携帯とPHSの2台を使って3時間電話をかけ続けた。
ようやくつながった時はヘトヘトだったけど、3時間でつながるのは運がいいほうらしい。
ブレスレットを作ってくれたのは愛光堂のお兄さんのほう。
受付で希望の願い事をいくつかかくんだけど、当時の私はそれはそれは子供がほしくて、いろいろやっていた最中だった。
もう、やることもやりつくして、最後に愛光堂を頼ろう、と思っていた。
だから、最初に「妊娠・出産」と書いた後は、何を書いたのかイマイチよく覚えていないけど、「仕事を楽しくやる」とか、「女性らしさアップ」みたいなことを書いたように思う。
霊感が強くてすごい、という噂もあったお兄さんだけど、すごく人当たりがやわらかく、素敵な方だった。私のそんな状況を見透かしたように、
「あー、Miyoさんはなんといっても、この妊娠・出産が、ポイントなんですね」
とおっしゃった。はい、そのとおりです。
出来上がったブレスレットは、ストロベリークオーツ、シトリン、ルチル、ローズクオーツが入った、それはそれはキュートなブレスレットだった。石の一つ一つがとても綺麗で、生き生きとしてみえた。
最後にちょっとお兄さんは迷って「やっぱりムーンストーンもいれておきましょうかね」と、小さな石を追加してくれた。
お兄さんはブレスレットを渡すときに
「妊娠・出産をがっちりサポートしますよ」
と言ってくださり、なんだか妙に安心したというか、自信がわいてきたのを覚えている。
そして。
なんと、そのブレスレットを受け取った月に妊娠したのだった。
なので、私にとってはすぐに「効果」が表れた。
恐るべし、愛光堂。
妊娠中は切迫流産と切迫早産で2回入院することになったけど、不思議と不安はなかったし、分娩は初産にしては短い時間で、いわゆる安産だった。
お兄さんがおっしゃったように、妊娠・出産をガッチリとサポートしてくれたのだ。
ただ、振り返ってみると、すぐに「効果」がでたのは、やっぱりいろんな流れの中での出来事だったのだな、と思う。
もちろん、ブレスレットが最後にひと押ししてくれたのは確実だと思うのだけど、その前に仕事の環境が変わっていたり、いろいろな出来事が起こっていて、「ブレスレットだけの力」ではなかったように思うのだ。自分でいうのもなんだけど、自分で努力してきた結果、だとは思う。
でも。
努力してもどうしようもならないことって世の中にはたくさんあるんだよね。で、悩みの渦中にいるときって、そうはいっても何かにすがりたくなるし、流れに身を任せる、なんてことはなかなかできないのだ。だから、「人事を尽くして天命を待つ」のような状況にあるときは、愛光堂のブレスレットはすごく力になってくれる頼もしいパートナーなんだと思う。
いつかもう一度作ってもらいたいな、とも思うけど、今の生活スタイルでは何時間も電話に張り付くことは不可能だし、今の私にはそこまで切羽詰まった悩みはないから必要ないのだと思っている。
出産するまではずーっと一緒だったブレスレット。
その後、なんとなく、身につける機会がなくなって、息子が1歳を過ぎるころにはほとんど出番がなくなったけど、今でも本当に感謝しているし、そのブレスレットは眺めるだけでもあたたかい気持ちになる。
今は、そのブレスレットは、年下の不妊治療中の友人のところに出張している。
愛光堂さん、ありがとうございました。
今は、愛光堂さんのお二人が書かれたパワーストーンの本を読みながら、一ファンとして応援しています。