ニンゲンたるもの・・・
以前から、「男だから」とか「女だから」という言葉に異常に反応していたわたし。
差別的な言い回しには、アンテナがピクっとなってしまうんですよね。
まあ、そういうのは置いておいて。
ずっと、将来結婚するなら料理もできて、家事もできて、
お互いに仕事を持って生活できる人がいいと思っていました。
今の主人はそういう意味では、条件に合ったんですよね。
出会ったときに一人暮らしが長かった彼は、幼いときから家庭の事情で料理もやっていたため
わたしよりずっと家事がうまく、料理も上手でした。
結婚前のある時期、彼が無職&わたしが会社員(猛烈社員)という構図の時があり、
その頃ほぼ一緒に住んでいたわたしたちは、彼が家事、わたしが仕事、という生活をしていました。
今日の晩ご飯何かなー
とワクワクして帰るのです(笑)
綺麗になっているお部屋、いれてあるお風呂、ビール・・しあわせでした♪
ある時、出かける前に「今日の晩ご飯はカレーだよ」と言われ
嬉しくて嬉しくて、その言葉を支えにすごく仕事をがんばって帰ってきたら
不機嫌に黙々と掃除機をかけている彼の姿がありました。
急にわたしが散らかした部屋に腹が立ったそうで。
あまりの剣幕に声がかけられず、でもしばらくして
「あの・・・カレーは・・・」とおずおずと聞いてみたら
「ないよ!!」と言われた時のショックは未だに忘れません(笑)
とまあ、こんなほほえましい時期もあり、一応、専業主婦に氣を使うお父さんの氣持ちも少しはわかるよ、ということで。
今は、わたしが一応家にいて、自分のペースで仕事をやりながら家事は担当、
彼は稼ぎ担当という構図なのでほとんど料理はわたし、家事もわたしからお願いして動いてもらう程度です。
たまには料理つくってほしいなーと思いますが、
ヴィーガン生活になっちゃったことで苦手意識もあるみたいでまあ仕方ないかなという感じ。
それでも、頼めばできるという安心感は嬉しいですね。
というわけで?
やはりニンゲンたるもの、自分のことは自分でできるべし!という方針は変わっていません。
男の人が全く家事ができない、興味がないことに対する責任の多くは母親にあると思っているので
息子達には、常日頃から自分の事は自分ですること、そして家事の大変さ、料理の大切さは伝えています。
長男は一時期かなり手伝ってくれていましたが、今は自分の遊びたいことに夢中なので遠ざかり氣味。
強要しても身にならないので、そういうときは無理強いはしません。
でも、先日、急にお手伝いスイッチがはいった息子たち。
スムージーづくりを手伝ってくれました。
りんご切ってくれるのはいいけど、なぜ上半身裸なのだ?
次男もがんばって包丁を使っていました。
まだまだお手伝いの域はでませんが、こうやって身近にふれていくことで
料理や家事が当たり前になってくれるといいなと思っています。
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