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「主婦業」と焦燥感

もうちょっと軽ーいことを書いていくつもりだったのに、
ここ数日、いろいろ書くことで手放せる感覚がでてきて、
書かずにはいられない感じ。
火曜日のセッションに向けて気持を整理したいのもあるのかな。
とにかく、私は未だに自分が「主婦」ということに対して抵抗がある。
母親が専業主婦だったことへの反発なのか、わからないけれど
物心ついたときから、
「自分は絶対専業主婦にはならない!仕事するんだ!」
って思いながら進んできた。
大学時代はかなりのバイトをして初任給くらいは稼いでいたし、就職後も、仕事はバリバリやって、いわゆる「キャリアウーマン」といわれるくらいの年収は稼いでいた。
でも。
妊娠する前くらいから、流れが変わってきた。
今まで実績を積み上げてきた業務に対して、
自分の意思とは関係なく「手放さなくては」ならなくなった。
ま、つまるところ異動だ。
結局は自分から異動を申し出る形になったんだけど。
妊娠後は、2回も入院することになり、
すごく大きな流れの中で仕事から離れることを余儀なくされた。
もちろん、異動をしない、仕事を続ける、という選択を
がんばれば、することもできる環境だったのだけど、
やっぱり流れに逆らう気がして、それはしなかった。
常識的に考えると、その選択は圧倒的に自分に不利なものだった。
でも、その時はどうしても、それをする気にはならなかったのだ。
流れに身を任せるのは、かなりつらかったけど、
その時からいろんな助けをかりて、なんとか流れにのることができた。
まあ、そんな感じで今があって、その頃とは比較にならないくらい幸せな日々を送っているのだけど、やっぱり時々あらわれるのが「焦燥感」
一生、家事をして、ご飯作って終わるのか
このまま社会から取り残されてしまうのではないか
子育てに傾倒してしまって、子離れできなくなるのではないか
などなど。何とも言い難い、焦りの気持なのだ。
そして、どこかに「主婦」という、世間のイメージに対して
猛烈な抵抗感があるのだ。
きっと、働いていて主婦になった女性だったら一度は味わう気持だと思うけど、夫が疲れて土日も寝ていて、自分はいつも通り子供の世話、家事、をやっている最中に、よくこういう気持ちがでてくる。
少し前までは、こういう気持ちに囚われると、本当に何もしたくなくなって、家事放棄に近い状態になっていた。
でも。なんだろう。
やっぱりこれも
「目の前のことにちゃんと向き合って」
こなさなくてはならないことの一つなんだと、ようやく最近気がついた。
ずっと同じ、なんてことはありえないのだから。
とにかく、今は、これをしなくてはならないのだ。
目をそむけてしまったら、きっと形は違えど、ずっと同じようなところをクルクルとまわるだけなのだ。
そう、自然に思えるようになった。
これも、やっぱり手放したいひとつの記憶、なのか。
手放せると、アンケートの職業にも「主婦」って○ができるようになるのかな。
5月は、地味だけど自分にとっては変化の時期のように思う。