ビジョンを生きる。
Soulpathのお仕事がらみであるプロジェクトを一緒にやらせてもらうことになったお友達から勧めてもらったこちらの本。
このかわいらしい表紙の雰囲氣とは裏腹に、ぐっと筋が通った素敵な本です。
ストーキング・ウルフと呼ばれたネイティブアメリカンのシャーマン(といっていいのかな)、グランドファーザーから学んだことを
トム・ブラウン・ジュニアさんが体験とともに語っていく読みやすく、そしていろんな視点で骨のあるスピリチュアルな本。
ボディ、マインド、ソウル(スピリット)の融合が、どういうものなのか。
そして、各自がビジョン(天命)を生きることの大切さ・・・
いろんなことが、わかりやすく、実感をともなって語られています。
そして、スピリチュアルに興味を持った人が陥りがちな視点についても
学ぶことができて、とても素晴らしい本だと思います。
わたしは、1巻目『グランドファーザーの生き方』の後半、グランドファーザーが出会った盲目の老人のあたりから
涙があふれてあふれて止まらず、読みながら声をあげて泣きました。
自分が学んできたこと、経験してきたことを誰にも託せない切なさ
これが、すごく心に響き、泣けて泣けて仕方なく、「ああ、グランドファーザーに会えて本当によかったね」と思いながら
泣き笑いのような、でも問題の大きさをひしひしと感じながら、いろんな感情が絡み合ってずっと泣いていました。
2巻目の『グランドファーザーが教えてくれたこと』では、著書のトム・ブラウン・ジュニアさんの経験をベースに
これまたその教えを現代社会で活かしていくための葛藤や心の持ち方などが多く語られています。
わたしが何かやったところで
とか
わたしはまだまだ学ぶ身だから、誰かになんて
とか
まあ、わたしがよく陥りがちなことにも触れられていますね。
昨年の9月から、Soulpathを始める決心をする前は、まさにこの2つのループでした。
でも、結局それは自己満足の世界であり、本当に自分のビジョンを理解していれば、
そんな迷っている時間はなく、ただただ流れにのって学びを続けながらやれることをやっていけばいいのですよね。
わたしが昨年ヒプノセラピーで出会った5年後、10年後のビジョン。
あまりにも強烈で、あれが心の支えになると同時に「どうやったらそうなるんだろう?」と思わずにはいられないほど
想像もできない光景。
でも。
この本を読んで、そして今プロジェクトの準備をしていて。
それが、おぼろげですがつながりつつあります。
そんなこと、想像もできなかったのです。でも、ビジョンを生きていれば、流れが持ってきてくれます。
そこに、ちゃんと乗るために、準備をしておけばいいだけなのですよね。
あらためてビジョンを生きること、
そして今のわたしの最大の課題である「フォーカスすること」(日常の動作を含め)を再認識し、
氣もちあらたに、わたしができることをやろうと思ったのでした。
おすすめです。
ディスカッション
コメント一覧
5年後、10年後のビジョン・・・私自身は全然イメージがわきませんが、そういう事を知るというのは確かに支えになるでしょうね。
「強烈で想像もつかないようなビジョン」だとしても、Miyoさんなら何であれ実現していくだろうなという気がします。
ラリマーさん、おはようございます!
そうですね。わたしもビジョン、別にみたいな!と思って見たわけではないのですが、ひょんなことからそういう流れになりまして・・・
強烈な感じは、とても心地よい強烈さだったのでみたまんまにならなくても、わたしはそういう方向なんだな・・と確認できて安心感があります。
ラリマーさんに「何であれ・・」と言っていただけて嬉しいです。
いつもありがとうございます。