広がる違和感と思い出す氣持ち。
昨日は年に1度の家庭訪問でした。
クラスが変わり、初めての家庭訪問でしたが、長男はきわめてのびのびと過ごしているようでした。
1年生の途中で、あまり学校に行きたくないと彼が言ったときは
フリースクールやホームスクールの選択肢を用意しておかなくちゃな・・と思いつつ、
行かない選択もありだから、無理をしなくていいよ、とそこだけの世界ではないことを説明したことが懐かしいです。
庭先の木から美しい黄緑の葉っぱがでていました。
でも短時間の中でも、ずっと違和感が残る。
長男くんは、自分でどんどん先に教科書を読んでいってすごいのですが
周りにすぐに自分の知っていることを言いたがっているんですよね
とか、
今はいいですけど、長男くんは賢いからもうちょっと大きくなると嫉まれるかもしれませんね・・・
なんて言われると「うーん、だから?」と思ってしまうのでした。
じわじわっと広がっていく違和感。
うーーん・・・・
冒頭が、「長男くんは公文とか塾に行ってるんですよね?」でしたからね・・・
いや、行ってないですけどね・・・
そういえば、わたしが小学校の頃は、周りの進み具合に合わせるのが本当に苦痛でつまらなくて、
毎日退屈な授業時間でした。
受験をしてみる?と言われて母に二つ返事でYESとこたえたのは、
自分のペースで勉強ができるかも、同じくらいのペースの友だちができるかも、という塾への期待感でした。
思えば、受験自体はあまりどちらでもよかったのですが、
塾の時間は本当に楽しかったんですよね。
テンポがはやくて、友だちとの会話も楽しくて。ポンポンって感じが心地よくて。
だから、受験の結果にはあまり興味がなかったというか、どっちでもよかったので
第1志望校の不合格を知らされたときも「ふーん、そっか」としか答えられなかったのですよね。
(その後、補欠合格したので事なきを得ましたが、このときの母の落胆&怒りっぷりは半端なかったです・・)
と、自分の小学校時代の氣持ちを思い出しながら、
やっぱり息子達には学びたいと思ったことを存分に彼らのペースで学ばせてあげられる環境をつくってあげたいなー
と思わざるを得ませんでした。
毎日遅くまで授業があって、かつ宿題も出るなんてちょっと考えればなんだかなーですし、
きっと、この先もしかしたら周りにペースを合わせることにたくさんのエネルギーを使わなければならなくなったとしたら、それはあまりにももったいない。
かといって、今、周りにあるフリースクールなどもちょっと違うんですよね。
(お金的な問題もありますが)
まあ、これも一つ流れなのでしょう。
いつか、何かあったときのために選択肢は用意しておこうとあらためて思ったのでした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません