「流れに乗る」お手本

2019年2月11日

3歳を目前にして、急に息子のオムツがとれてきた。
驚いたことに、自分からトイレに行くと言い出した。
そして、ちゃんとできている。さすがにちょっとびっくりした。
息子は、「一般的な」成長より何事もゆっくりめだったから、特に気にせずに時期を待っていたのだけど、某大手教材会社から送られてくるダイレクトメールは
オムツはずしの仕方!
今はずさないと、後で苦労する!
トイレトレーニングはママのやる気次第!
みたいな半分脅迫のように感じられるキャッチばかりでちょっとうんざりしていたところだったから、なおさらだ。
(最近は見ないで直接ゴミ箱なんだけど・・・)
決してこれらを否定しているわけではないんだけど、あまり情報を得すぎると「囚われる」ことにつながるんだよね。
実際、ちょっと焦った時期もあったし。
思えば育児は、子どもの流れをきちんとつかんで、乗ってあげることの練習ばかりだ。
出産からそうだったな。
出産も、「初産は遅れがち」みたいな固定観念にしばられて、
予定日を過ぎても生まれなくて、周りから催促されたらやだなー
なんて、いらぬ心配をしていたものだ。
でも、なぜか出産予定日前日に、なんとなく「きそうだな」って感じてそのまま出産した。
卒乳も、息子の流れが自然とわかって、あっけなくできた。
立つのも、歩くのも、話すのも、全部ゆっくりだったけど、決して周りと比較せず、息子自身をしっかりみてあげて流れを感じているようにしたら不安もなく、安定した子育てができてきたように思う。
これからもどんどんと選択を迫られることがあると思うけど、必要な情報は得ながら、自分と息子のバランスを大事にしなくては。
こんなに身近に流れに乗ることのお手本がいるんだから、学ばせてもらわなくてはね。