さりげない気づき
昨日、阿部さんのいまここ塾に参加してきた。
阿部さんはブログのとおり、自然体で、フツーで、ちょっとシモネタが好きな楽しい人だった。
さりげなく、自然に真理をついてくるその姿勢が心地よく、濃い楽しい時間だった。
そして、私にとっては自分の感覚の整理ができる、良いきっかけになった。
さりげない、ふふっと一人で笑いたくなるような、そんな自然な気づきがたくさんあった。
（こういうのが実はホンモノだったりするんだなー）
例えば最近どこかで感じていた自分の中の感覚、
「目覚め」や「悟り」は特別なものではないのではないか
ということや、
目覚めを追うこと自体が自分を追い込むことになるのではないか
に対してすぱっと話してくれてすごくすっきりした。
そして、私はすでに自覚しているのだけど、なんとなく「自覚できたことにしたくない」状態だったということにも気づけた。
だってね、あまりにも自然だったし、あまりにも何も変わらないから。
でも、何も変わらない、どこにも向かっていない、それでいいんだよね。
ただ、今を生きる。それでいい。意味や理由は観念なんだ。自分で作り上げた幻想。
そして人間として生きる以上、欲はある。それを自覚すればいいだけ。それを楽しまないとね。
あとは、阿部さんが質問に対して答えていた、
他人の人生は、今、そこにある状態が完璧なんだよ
という言葉。
私は、どこかで主人の人生を完璧でないと思い込んでいたことに気づいた。
身体があんな状態になっていて完璧なはずがない。かわいそう、なんとかしなくては。
その思いこそが、自体が彼の人生を信頼していないことにつながるんだな。
すなわち、自分の人生を信頼していないことになるんだよね。
何も変わらない朝だけど、たくさんの気づきを得て、また一つ生きることが楽しくなった。
ありがとう。