複雑な兄心

2019年2月11日

次男が生まれてから、若干甘えん坊になったかな?と思われる場面もあったものの、全般的にはとってもいいお兄ちゃんでいてくれる長男。

最近、ちょっと複雑な思いが溢れてきているようでいろんなカタチで訴えてくるようになった。

まず、音楽教室に行きたくない、と言う。

音楽教室は始めて半年たったけど、3カ月くらい経った時期に「行きたくない」と言い始め、一時期仲良しのお友達が入ったことで持ち直したけど、その後はずっと「行きたくない」と言い続けてきた。

うーーーん

習い事についてはいろんな意見があるけれど、私も主人も今の時期は無理をしてまで・・・という考え方なので、音楽教室は一旦お休みすることにした。

一時的、感情的な「イヤ」ではなく、彼なりの理由をひととおり説明してもらったのでね・・・

そしてここ数日手を焼いているのは、

幼稚園に行きたくない、ということだ。

これは理由を聞いても「おかーさんとお家にいたいの。どうして幼稚園に行かなくちゃいけないの?」の一点張り。

私も主人も、

幼稚園ではお友達や先生がいて、お家ではできないことができるよ

とか、

幼稚園にいけばみんなでお弁当食べたりお歌を歌ったり、楽しいことがたくさんあるよ

とか、いろいろ言ってみたものの・・・

「それは全部つまらないんだもん。お家がいいの」

と言われてしまう

そして、同じような時期にこんなことを言い始めた。

「あのね、一番可愛いのはケンちゃん(次男)なの。そしてね、長男は一番かわいくないの」

あーーーそこか・・・

やっぱり長男はいろいろ複雑な思いを日々、感じていたんだなぁ。
私も3歳離れた弟がいるから、そこらへんの思いはなんとなくわかるのだ。

弟は確かに可愛い。それは自分の中でも認められる。
でも、みんなが弟を可愛いという。自分は可愛くないのかな・・と思ってしまう。私もそんな時期があった。

私は極力、その思いをしてもらいたくなかったからいつも長男には愛情の表現をしてきたつもりだったけど、やっぱりここは通る道なんだな・・・

私はそう長男が言うたびに、「長男だって可愛いよ。おかーさんは長男も次男も大好きだし、可愛いよ」と言葉をかけながらギュってするんだけど、ここは長男自身が乗り越えないといけない部分でもあるんだね。

今日も幼稚園に行きたがらなかった長男。
主人は一生懸命いろいろ説得しようとしてきたけど失敗

私はうなだれている長男に、「幼稚園で楽しいことを3つ、みつけておいで。その3つをラムネを食べながらお話してね」と話したら、ようやく笑顔で登園してくれた。

あー、ラムネでつってしまったよ・・・

ま、たまにはいいよね・・・
3つ、お話聞けるかな。

長男よ、かーさんはいつでも応援しているよ