【備忘録】長男16歳11か月

久しぶりの備忘録です。

もう16歳もおしまいです。赤ちゃんの頃はいつまでこれが続くのだろう・・と鬱鬱としていたころもありますが

過ぎてしまうとかわいくて懐かしい感覚のほうが強くて、こうやってほとんどのお母さん経験者が

 

一番かわいいときだからねー

 

って生まれた直後の赤ちゃんとともにいるお母さんに声をかけてしまうんだろうなっていう氣持ちがすごくわかる側になりました。

 

とはいえ、わたしは自分がつらかったこともはっきり覚えてるから

そういう言葉は軽々しく言えないかな・・←自戒

 

さて、長男さん。

彼は小3、4、5,6、中1、2と学校にほぼほぼ行っていなくて

その時期に陶芸家のゆみこさんが「まなび場」という場をつくってくれて、かなりお世話になってました。

ゆみこさんをはじめ、いろいろな流れが変化したことで、まなび場がいったんクローズになるということで子どもたちを招待してくれてお泊り会を開催してくれたのです。

 

開催のことを知ってすぐ「絶対いくから」と言っていた長男は、お泊り会めちゃくちゃ楽しかったみたいで

延泊したいとか言い出すほど楽しそうでした。

到着してみんなの姿をみたときから、家ではあまりみせない笑顔でみんなと受け答えしている彼をみて

本当に彼にとっては大切な場だったんだということがわかったのでした。

 

小3で学校に行かない選択をしたときは、今ほど居場所は近くになくて

いろんなところに足を運び、連れて行って試してみて・・を繰り返しましたが、こうやって大切な場がみつかって本当によかった。

ゆみこさんをはじめ、関係者のみなさまには感謝しきれないです。ありがとうございました。

 

そして、学校とはまた違った人間関係に触れて、

刺激をもらったのか

 

台湾旅行にみんなで行けたらいいなー

そのためには英語やらなくちゃなー

お金も貯めたいなー

 

とか言い出して「え?今までさんざんわたしがやったらいいよっていってきたけどしぶしぶしてたことを・・」な感じですが

もう、親が言うよりも、かわいい友だちに言ってもらうのがいいのだなっていうことを見せつけてくれましたね。

いいことですな。

 

で、高校2年になる長男さん。

高校になってから始めたドラムはなんとかはまったようで、コツコツ練習しているようです。

3月になって長男がもう一つバンドに所属していることが判明して、びっくりでした。

え?かけもちなんてして・・大丈夫なの?って思う昭和なワタシ。

でもよくよく聞くと結構そういう人、部活内でもいらっしゃるようで

昔からそういうものなのか、時代だからなのかよくわからないけど、いつの間にそんな練習してたんだろうなーと感心してました。

で、そのもう一つのバンドのライブが松本のライブハウス「箱船」さんであり、次男をつれて行ってきました。

渋い外観だ・・ライブハウス?

 

長男さんたちのバンドは「GO PUBLIC」

これって・・「株式公開?」って思ってしまうのは職業病です。ハイ。

 

 

長男のお友だち親子もきてくれて、ありがたく一緒に楽しんできました。

出演者はみんな高校生だったから、本当にキラキラしてて、爽やかで、素敵だったなー

長男さんは途中で腕がつってしまうという初めてのトラブルに見舞われ、なんとか演奏はできたものの、不本意だったようではありますが、それもまた経験。

ドラムをたたく姿はすっかり「男の人」になったなぁと自分の世界を着実に築いていく様子をみさせてもらいました。

 

少しずつこうやって距離感が変わっていくんだな、親子って。
彼が何をがんばっても応援してあげたい。まだ細かい注意は日々するけど・・親ができることはいよいよ応援くらいになってきました。
16歳が終わっていくなー