Aちゃんへ

私には大好きな親友、Aちゃんがいる。

大学時代からの付き合いなので、かれこれもう・・・・20年 の仲だ。
海外旅行へ初めて一緒に行ったのも彼女だったし、卒業旅行も二人で長期旅行、なんてのを実行したなぁ・・・

竹内まりやの曲ではないけれど「彼(ダンナ)よりうーんと、長い付き合いなの」だ。

Aちゃんはとっても可愛い。

私は可愛い女の子が好きだ。
美人さんも好きだけど、雰囲気を含めて可愛らしい女の人が大好きなのである。

そんなAちゃんは私の好み、ど真ん中

大学入学当初、いきなり1泊2日の旅行があって、人見知りの私は全然なじめず、楽しめず、困惑していたところに・・・明るく話しかけてくれたのがAちゃんだった。

可愛くて、明るくて、おしゃれで、華があるAちゃん。
周りにはいつも男女問わず誰かが一緒にいて、「友達になりたいなぁ・・」と思っていた。

そんなAちゃんは、いつの間にか私と仲良くしてくれて、私はとても嬉しかったし、誇らしかった。
だって彼女は、さっぱりと、男らしい部分もバランスよく持っていたから。

いつか、いじめの経験について話した時、

私ね、私を無視しようとしていた女の子にね、直接きいたの。
どうしてそんなことするの?ってね。みんなの前でね。
そうしたら、そういうの、なくなったよー

と明るく言っていたのがとても衝撃的だった。

私は小学生時代になぜか突然一斉にみんなから無視される、といういじめを経験していたのだけど・・・とてもそんなことはできなかったし、それがどんなに勇気を必要とすることか、体験からわかったから。

すごいなー。ついていきます、姉さん!って感じだった。

Aちゃんは当然のことだけど、すごくモテた。
彼女と仲がいい、ということで彼女につないでもらいたいだけで私に近づいてきた男子もいたほどだ。

若かったころは、Aちゃんが持っているいろんなキラキラしたものがうらやましくて、自分と比較してちょっぴり落ち込んだこともあったけれど、それ以上に彼女が大好きだったので、うじうじすることは全くなかったなぁ・・・

今はお互い家庭の中で、それぞれの役割を精一杯こなしているのだけど、どこかでちゃんと「つながっている」と思えるから久しぶりに会って話しても、とっても自然な感じなのだ。

こういう友人とご縁をいただけてよかったなぁ・・・

そんなAちゃん、最近ちょっぴりメールをやりとりしたときに、自己否定感がものすごい、と言っていた。自分がいやだ、と・・・・


今もとっても可愛くて、友達もいっぱいいて、ちょっとSNSでつぶやけば「いいね!」がたくさん、コメントもたくさんついてくるほどの人気者なのに・・・

と一瞬なぜ?と思ったけれど、こういう自己否定感っていくら外部から肯定してもらっても、変わるものではないのだよね。

私も以前、自己否定感が半端無く襲ってくる頃があって、その頃はどんな慰めも励ましも、耳に入ってこなかったっけ・・・

結局、こういう自己否定感は、自分自身の奥底で、自分を許してあげる、自分の存在を認めてあげる、こういうことでしか解決しないんだよね・・・

自分で解決するしかない、というところがお互いわかっているだけに・・何の言葉もかけてあげられなかった。

なので、私はただ、Aちゃんにベストなタイミングで最善なことが起こるよう、ただただ見守ってあげることしかできない。
こういうとき、仮にもスピリチュアルをかじっているのに、気の利いた言葉一つかけてあげられない自分がもどかしい。

せいぜい、ヒューマンデザインのレポートを作ってあげることくらいしかできないなぁ・・・
でも、Aちゃんにその提案をしたら、「まだ自分と向き合うことがちょっと・・」と言っていたし。

Aちゃん、もし、必要だったらいつでも言ってね。
それ以外でも、できることはなんでもするからね。

さてさて、そんなこんなを考えていた時・・・

もしかしたら今、Aちゃんのように今まで自分では気がつかなかった心の奥底の部分からいろんなものが湧き出してきて、強烈な自己否定感に襲われている人もいらっしゃるのかな・・なんて考えてしまった。

何か役に立ちたいなぁ。
ちょっと考えが浮かんでいるけれど、なんとなく書く時期ではないみたいでいろいろ書いてみたけど今はやめておこう。

外は爽やかな天気。
そろそろ散歩にでも行こうかな。

みんな、みんな、幸せな状態にいられますように