苦手分野に挑戦

わりと昔からそつなくいろいろとこなしてきたワタクシですが、

それはもう、拒否反応に近くなるほど苦手な分野があります。

 

裁縫です。

 

なぜか、定規をあてても定規と一緒に動くので線がまっすぐ引けない

まっすぐ切っているつもりなのに曲がって切ってしまう

なぜか、ワンピースの真ん中を横断して塗ってしまってほどこうとしたら破いた

 

・・・まあ、そんなトラウマ??がありましてうちには小さな裁縫セットくらいしかありませんでした。

 

みかねた義母が、「Miyoちゃん、これくらい持っておきなさい」と一式プレゼントしてくれたくらいです・・・

 

あ、ちなみにうちの母も裁縫苦手!と豪語しておりまして

もっぱら叔母や祖母がそこらへんはやってくれていたようです。

 

息子達のグッズもろもろは、得意なお友だちに頼んでつくってもらったり

ヤフ○クなどで得意な人にお願いしていました。

 

しかし。

少し前から、これじゃなんかもったいないなー、なんてうっすら思うようになりまして。

いや、マヤのKINも「青い手」ですしね。編み物も長男妊娠中の入院したときにやってみたのですが、意外といけたのですよ。

なので、何かきっかけを探していたのでした。

 

そんなとき、移住後に定期的に参加しているママのお話会で

「和裁教室を始めようと思うんです」というママさんが隣に!

 

速攻、申し込みました。

 

和裁と洋裁の違いもわからず、単に勘だけで申し込みましたが・・・

 

決めると流れがやってくるものですね。

それを何氣なく母に話したら、「使ってない着物があるのよ」と何着も送られてきました。

 

和裁。手縫いなのですよね。何年ぶり?ナミヌイしか知らないぞ?なわたし。

あまりの初心者丸出しのわたしに、優しく教えてくれる先生。うう、ありがたや。

 

まずは腰紐から、運針の練習です。

 

毎週1回、格安のお値段で教えてくれる先生。ありがたいです。

最初は全然できなくて本当に落ち込んでいましたが、だんだんカタチがみえてくると嬉しいモノですね。

 

母から送ってもらった着物の1つを二部式にしてみることになりました。

 

家でもひっぱりながら縫いたいのでくけ台がついている裁縫箱をヤフ○クでゲット。

 

着々と進んでいます。

 

毎週はなかなか行かれなかったりで亀さんペースな和裁ですが、

縫うことに恐れがなくなると、ボタン付けとかちょっとした日常の縫い物にも「やってみようかな」という氣持ちがわいてきますね。

 

これ、本当に小さなことなのですが、わたしにとっては大きな一歩でした。

 

今まで速攻、オットにふっていたことを、わたしがやろうと思える。

ううう、やってみて良かった・・・

 

というわたしの変化?なのか、先日東京へ行ったときに

急にオットが「今、ユザワヤ新宿店で閉店セールやってるから、ミシンでもみない?」と言い出したのでした。

 

オットは義母が裁縫が得意(自分で服を作ってしまうくらいの腕前の持ち主)なせいか、

わりと縫い物も上手で、たびたび今までもミシンどう?って言ってきたのですが

わたしが全力で拒否していたのであきらめていた様子。

で、今回また、そのように持ちかけてきたのでした。

 

うーん、ミシン・・・ミシン・・・別にいらないけど・・でもあれば楽しいかな・・・

 

とモニョモニョしているわたしの横で、さくさく売り場に進んでいく彼。

 

結局試しにやらせてもらって、教えてもらって「すごい、なんかできそう・・」と思えてきて

買ってもらってしまいました・・・

 

うーん、これは使わねば・・・

 

というわけで、熱さめやらぬうちに、とユザワヤで超初心者用トートバッグキットと

キャンバス地の布を何種類か合わせて買ってきたのでした。

 

超初心者用トートバッグキットは、布に裁断線がひいてあるという親切ぶり。

それでも、「ステッチをかけます」とさらっと書いてある意味がわからなくてこれでも四苦八苦したワタシ。

なんとかカタチにしました。

 

次は、こちらのキャンバス地を使ったトートバッグに挑戦。

レシピはこれ1枚です。

 

編み物もそうなのですが、なかなか用語の解釈に手間取る部分がありますよね。

ってわたしだけか???

 

で、何度もほどいて泣きそうになりながら、なんとかできました。

表ポケットと裏ポケット、裏地つきのキャンバストート。

細かいところはみてはいけません(笑)

 

というわけで、なんとかできるかも・・・とようやくなったので、もうひとつこのキャンバストートを作ったら

なんと洋服作りに挑戦してみようと思います。

 

やるからには、作りたいモノを作らねばですよね。ふふ。

 

原村生活

Posted by Miyo