聞き手の心得

ありがたいことに、時々私に話を聞いてほしい、意見をほしい、と言ってくれる人がいる。

私は基本的に自分で話すよりも、人のお話を聞くのが大好きなのでこう言っていただけるのはとてもうれしい。

以前は、相談をもちかけられたとき、いろんなその人の状況や今までの過去の話しを総合し、シミュレーションし、自分なりに、自分だったら・・・とある意味コタエを用意して、アドバイスをしていたような気がする。

そして、やっぱりアドバイスした後、私の意見はどうだったのだろう、その人にとって有益だったのか、役に立ったのか・・とあれこれ気にしていたものだった。
タロットやカードリーディングを趣味でやっていたころも、そうだったな。

で、それがあまり心地よくなくてめっきりやらなくなってしまった。

でも・・・

最近、ほんっとうになーーんにも用意しなくなったし、気にしなくなった。
ぱっと見、いいかげん、テキトーにみえてしまうかも、と思うこともあるけれど、実際その人を目の前にする、声を聞くと・・・なんだかわかんないけど、話したいことがどんどんでてくるようになったんだよね。

時には私の考えた言葉ではないような・・・
そう思えるような言葉でさえ、でてくる。

私にはチャネリングとかそういった能力はないのだけど、これも一種のチャネリングなのかしらん。
その人のスピリットガイドさんが、私を媒体にして、その人に言葉をかけてあげている、それだけなんだなぁ、と思う。

だから、私はその後の自分のアドバイスの行方も気にしなくなった。

受け取る側が自分なりに活かせばいいだけの話。
それで、すべてがうまくいくのだよねー

そう自覚したら・・
ちょっとまたタロットやカードをやってみたくなってきた。

久しぶりに手にしてみるかな。