眼鏡のとよふくさんへ行ってきました
なぜか、山本印店とイメージがかぶるのですが、フシギ眼鏡といえば、「とよふくさん」というイメージがずっとあったワタクシ。
山本印店さんは、電話さえつながれば行かれそうなイメージなのですが、(実際つながって行ってきた)
とよふくさんは、なかなか厳しそう。
何度もウェブサイトを読み、何度も受話器を取っては置いて。
やっぱり遠いから無理だよな、とか
コンタクト生活を諦めるのも無理だよな、とか。
いろんな言い訳をしてたどり着けなかったこの数年間。
でも、昨年、いよいよ「自分の身体を本当にゆるめるには、眼をなんとかするしかない」という感覚が強くなり、
眼鏡生活をすることにしました。
で、いろいろ迷って探しまくって、伊那にあるとよふくさんと同じSS眼鏡認定士さんがいらっしゃる
眼鏡のマルトキさんへ行って作ってもらったのでした。(そのときの記事はこちら→☆)
しかし、マルトキさん、とても検眼はよかったのですが、
フレーム選びまでは付き合ってもらえず、自分でその場で選んだフレームは、なんとなく自分的に違う感じがしたのか
かけたりはずしたり、が多くなってしまって、数ヶ月で見当たらなくなってしまったのでした・・・orz
そして、奇跡的に度があっていた次男出産前につくったZoffの眼鏡があったので、そちらで過ごしていたのですが・・・
やっぱり、とよふくさんに行ってみたい。
だって、こんなにいろいろやっているのに、どこかで身体の力は抜けないし、
なんか、もうちょっと開いていける氣がする。その思いは強くなるばかりでした。
そして、本当に意を決して(!)電話をしてみたら、すんなり予約がとれ、ついに先日、行ってきました。
佐倉駅からすぐ近く。ドキドキしながらドアを開けました。
お店は思っていたより広くて、店員さんも思っていたよりたくさん。
心地よい挨拶で迎えてくださいました。
最初にシートにいろいろ書きますが、電話のときにヒアリングされた内容と同じような内容でした。
食生活についての質問もありました。
そして、検眼前にヒアリングシートの内容について、いろいろ質問を受けます。
特にわたしは、コンタクト歴が20年以上あるので、眼鏡の生活で本当に大丈夫か?と覚悟のようなものも確認されました。
今まで、眼鏡をかけた自分の顔があまり好きではなかったのですが、
好きになれるような眼鏡を見つけて帰ろう、プロフィール写真も眼鏡でとりなおそう、それくらいの覚悟がありました。
いよいよ検眼ですが、「あ、この人がうわさの?イケメン専務さん=息子さんかな?」という方が検眼してくださいました。
そして、その後、また違う機械のところで待っていると、とよふくさん(社長さん)がいらっしゃいました。
姿勢がよく、ぱりっとスーツを着こなして、とてもかっこよく爽やかなダンディーなおじさま。
最初に、目の模型を使って、どうやって人は「見る」ことをしているのかを説明してくださいました。
そして、コンタクトを使うことがどんなに脳やカラダに負担をかけているのかも。
いろんな方のブログで読んで、なんとなくわかっていたものの、
わたしは、自分のカラダに20年もかなりの負担をさせてしまっていたことを改めて思い知り、
本当に自分のカラダに申し訳ない氣持ちでいっぱいになりました・・・
ああ、ごめんね。これから残りの人生は、本来の動きができるように、心がけるからね・・・
と、もうすでにここで泣きそうに。
コンタクトを長年使ってきた人ほど、「わたしは裸眼で過ごせるようになりたいんです」
っていうんだよね。
いろんなことを散々無理してやってきたのに、一足飛びに良いところに行きたい!って人が多くてねぇ・・・
と、言われてちょっぴり胸が痛みました。わたしも・・・そうだった・・・
でも、この話をきいて、「わたしはもう、裸眼というよりは身体に負担をかけない生き方をしたい」と思っていたので、
裸眼はあきらめよう、と思いました。
そして、とっても丁寧な検眼が続き、念入りに左右のバランスをとっていきます。
うすうす感じていたところでしたが、わたしは片方の目を極端に使っていて、両目ではちゃんと見ていないということでした。
そして、思いがけず、とても優しい言葉をかけてもらいました。
あなたはね、とっても有能で、とってもがんばりやさんだね。
今まで、すごくがんばってきたでしょう。
そしてね、コンタクトを長く使っていたわりには、とっても綺麗な目をしているよ。
だからね、これからはせっかくのパフォーマンスの良い目を活かせるようにするんだよ。
と。
いろいろありがたくて、胸がいっぱいになりました。
試しに、合わせていただいた眼鏡をかけて、歩いてみます。外を見てみます。
なんと・・・
こんなに楽に、モノがみえる。
こんなに奥行きが、立体がある世界が広がる。
わたしは、今まで、のっぺりとした世界しかみえていなかった。
なんということだ・・・
ただただ、呆然と立ち尽くすのでした。
今まで2次元の世界しか見えてなかったの。
だからね、これからは3次元、そしてその先の4次元を認識していくんだよ。
そうするとね、いろんなことが変わっていくからね。
わたしのこの想いを受け取ってくれたかのように説明をしてくれます。
4次元の言葉がでてくる眼鏡やさんなんて、日本にあるのでしょうか。
その後も、調整にとても時間をかけてくださって、
その合間にも、
もっともっと、面白くなるよ。
とにかくね、まだまだこれからだよ。
と、わたしの世界がもっともっと広がっていくこと。
おそらく潜在能力が、もっと開いていくこと、をいろんな角度から言ってくださいました。
そして最後に。
これからメリハリをつけて、ゆるめて、しめて、慣れていって
カラダにあった生活をしていけば、裸眼で過ごせるようになる可能性はありますからね。
と言ってくださいました。
なんと・・・涙
検眼の途中から、こんなに素敵な眼鏡を作ってくださる方々が、存在してくれていることが
本当にありがたくて、感謝の氣持ちでいっぱいになりました。
今回は、最初に説明を受けたのですが、いわゆる外用、オフィシャルの眼鏡と
パソコンや読書用、そしていずれは室内用になるような眼鏡の2本を作ることになりました。
検眼は2時間ほど時間をかけて終り、その後、フレーム選びもとっても丁寧に付き合ってくださいました。
女性の店員さんが、わたしの雰囲氣、服装などをみながら最初に提案してくださり、その後好みをききながら、
写真をとりながら・・・本当にとってもとっても丁寧に付き合ってくれました。
そして、やっと「これなら、ずっとかけていてもいいな」と思えるものに出会え、
結局2本ともそのフレームにしました。(色違いにしましたけどね。)
すでにお昼を大幅に過ぎていたので、調整前に頼んでいたランチをいただきました。
ありがたいことに、ベジランチなのです。
名前入りの手書きのメニューがついていて、とってもとっても美味しく、優しい味でした。
ココナッツオイルの手作りチョコもとっても美味しく、可愛く。
こんな本も置いてありました。
お腹いっぱいで大満足なお昼ご飯のあと、30分ほど念入りに調整と、眼鏡の手入れ、使い方について説明を受け、
滞在時間3時間半超で終了しました。
本当に、素晴らしい時間でした。
届いて、使っていくのが本当に楽しみです。
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