”成長”という呪縛からの解放

2019年2月11日

ずいぶん前から、内観もしてきました。

自分の中にあるパターンや、陥りやすい癖もかなり把握して、俯瞰でき

日々穏やかに過ごせるようになりました。

 

これには、「自分の仕様を把握する」という作業、

わたしなりにかなりのスピリチュアル・ジプシーを経て、たどり着いた

占星術、数秘、ヒューマンデザイン、そしてタロット(どれもそれぞれ連動しています)

これらを駆使した自分の設計図を理解することを行なってきたことがとても大きく貢献してくれました。

 

把握する、自覚するだけでもかなりの変容が起こりますが、

その自覚が進んでくると、そこを超えてみたくなる。仕様の枠を超えてみたくなるときもあります。

 

その過程で出会ったのが、「マインドノート」。

感情と癖と向き合ってきたからこそ、とてもスッと深くはいってきました。

これは、自分の感情を昇華させるひとつの有効なツールだと認識しています。

 

3月から始めて、途中「変化したくない」という無意識のひっぱりから

停滞して書けなくなった時期もありましたが、先日の検証会でコツコツまたやってみることにしました。

 

そして、今朝、でてきたのが一つのパターン。

 

わたしは、のんびり過ごしているとき、とってもしあわせだなーと感じているとき、

一方で急に落ち着かなくなるのです。

 

そのときって、周りの人が堂々と自分の道を歩んでいるようにみえてうらやましくなったり

今のわたしでいいのだろうか・・・

もっとできることがあるのだろうか・・・

と、妙な焦燥感が沸き上がってきます。

 

この焦燥感とはずいぶんと向き合ってきて、「大丈夫」と自分を落ち着かせることができるようになっているので、

あまり変な行動にはでないようにはなりましたが(笑)

今朝のマインドノートで、「ああ、まだこれ、残ってたんだなぁ・・・」と氣づくことができました。

 

その感情のモトは、

小学生の頃から、母に「あなたは、ほうっておくとラクチンなほうにいってしまうから、成長できなくなる」

といろんな角度から言われてオシリをたたかれてきたことにありました。

 

おかげで、中学から受験経験をして、一応、日本ではそれなりの大学に入り、

就職も困らず、転職もやはり「学歴」という一つのカードを使うことができて

いつもスタートラインが「一目置かれる」ところから優位にできたのだと思っています。

 

だから、けして後悔をしているわけではないんです。

 

今までは、ここまでだったんですけど・・・

 

マインドノートでは、その感情のモトに対して、

自分の本音をぶつけていきます。

 

わたしは、「後悔してないんだ。大変だったけど」で認識していたのですが、

本音の部分は

 

息苦しかった

つらかった

苦しかった

 

・・・・

たくさん、でてきました。

 

小学校4年生まで、「暇だな-、今日は何しようかな」とか、

「今日は一日マンガかいてすごそう!」とか。

 

そんな感じで、好きなことばかりやってました。

 

なんで、それがいけないんだろう。

どうして、成長できないんだろう。

母の言葉の呪縛は奥深くまで入り込んでいて、

自分が苦しいよう。でも、やらなくちゃ・・・なループを生みだしていました。

 

自分が感じていた深い苦しさを味わって、やっと

自分の感覚に沿っていただけでは成長できない

 

という呪縛から解放されました。

 

そして、もう一つ

 

成長しなくてはいけない

 

という呪縛も。

 

これも、頭では氣づいていたつもりだったのですが、

そろそろ開放してあげる時期がきたようです。

 

成長し続けることは必要であるけれど、

それは、実はつかみにいくものではなく、ステップを踏むもの。

 

やっと、それに氣づけました。

 

委ねるという大きなテーマを、自分の中でひとつずつ消化してきているようです。