「どうなりたいか」よりも「どうありたいか」

2019年2月11日

今日は、朝から小淵沢の近くのカフェ・ピアニッシモさんにて打ち合せをしてきました。

世界観が伝わるWebsite制作講座」の派生系というか、そういう目的のお仕事をというご相談でした。

 

わたしが最も大切にしているのは、最初の打ち合せ。

その人が何を心の奥から望んでいるのか(魂の声)を聞くことなんです。

 

別に初めてお会いする方でなくても、そこまで深くつっこんで話す機会はなかなかありません。

なので、最初はいろいろと「表の言葉」がでてくるものなのですよね。

 

でも。サラっと、ちょっとした一言にその人の深掘りポイントがあらわれます。

そこを見つけたらすかさず掘っていきます。そうするとその方ならではのオタカラがザクザクでてくるのです。

 

なので、そのポイントを探すのが本当に楽しくて楽しくて。

 

今日もいくつかのキーワードが深掘りポイントになり、打ち合せもどんどん盛り上がり(笑)とても充実した時間になりました。

薪ストーブで暖まりながら、打ち合せはとてもアツクなりました(笑)

 

冬のお楽しみ。ピアニッシモさんのベジラーメン。

とてもコクがあって、車麩のチャーシュー仕立てもとても美味しいのです♪

 

デザートにローブラウニーを・・・満喫です。
さて、ヒアリングの深掘りの話にもどります。

実はこれ、わたしの仕事の師匠であるリクルート出身の大先輩から教えてもらった姿勢です。

彼女とは以前はわたしが発注側の担当者という位置づけでしたが、本当にたくさん教えていただきました。

彼女のヒアリングは本当に奥深く、心の奥(会社の奥)までせまってきて、いつも

「わたしはこんなことを望んでいたんだ・・・」

と深いところで氣づきをいただける素晴らしい仕事をする方でした。

そんな彼女の手がけた仕事はいつも細部までキラっとひかっていていつも感嘆していたものでした。
今のわたしの仕事への姿勢は、そんな大先輩に恥ずかしくないように。顔向けできるように。

そういう無意識の緊張感が支えている部分も大きいですね。

今の仕事を彼女がみているわけではありませんが、そういう心持ちって大切なのだと思います。
というわけで、わたしはそういう深掘りヒアリングをとても大切にします。

 

そして、大切なのは、「どうなりたいか」よりも先に、「どうありたいか」をはっきりさせておくことだと思うのです。