罪悪感と集合意識

2019年2月11日

先日、妊娠9カ月目(32週)に入った。
おかげさまで体重はかなり増加したものの、母子ともにどこにも異常はなく、順調だ。
こんなに体重増えてるのに血圧は普段と変わらないし、むくみもないし、血糖値にも異常はなし。
不思議だぁ・・・

2回も入院を経験した最初の妊娠生活とは大違いだね

・・と喜んでいた矢先、逆子になっていることが判明した・・・

あれー、ちょっと前にそうだったけど、ちゃんと戻ってたのになぁ・・この週数でなっちゃうとマズイんじゃないの

体重についても特に何も言わない、のほほーーんとした先生も、超音波をみながら

あーー・・逆さですねぇ・・・
次回の2週間後の検診でなおってないと・・入院して外回転をやってみることになりますねぇ・・

とちょっと歯切れが悪くなってきた。

外回転・・お腹の上から赤ちゃんをくるっとまわす施術・・
今かかっている病院では入院して麻酔をしてやるらしい。

8割がそれで治るらしいけれど、治らなかったら・・・帝王切開決定

いやーん、お腹切るの、もう嫌なんだよーーー
ちゃんと話しかけてたし、冷えないように気をつけてたし、いろいろやってきたのに、何がいけなかったのーーー

いや、最終的には赤ちゃんが元気ででてきてくれればそれでいいんだけどね・・

一気に頭の中に何かがぐるぐるとまわりはじめて、先生と私の間の雰囲気が暗くなり始めたころ・・

ふわーーーぁ

モニターの中で赤ちゃんが大きなあくびをしていた・・・

一気になごむ雰囲気。
ま、仕方ないですよねぇ・・・こればっかりはねぇ・・

と穏やかに二人で笑いあって検診は終了した。

検診が終わった後も、いろいろ考えることはあったのだけど、そんなに深刻にならなかった。
以前だったら

何がいけなかったのか、
私の何が足りなかったのか、
もっとやれることがなかったのか

あれこれ考えて、罪悪感がぶわわーーっとでてきたところなんだけどね。
なんだかでてきた罪悪感、「あ、これは私のではないのかも」という感じがあるくらい、表面的なものだった。

ああ、これは女性特有の、「母」特有の、集合意識としての罪悪感なのかもしれないなぁ。
それを、キャッチしようとしていたのかも・・

なんとなく、そう思えた。

母であること。
母として求められていること(ように感じること)

私もいろんな局面で罪悪感がわき出てくる経験をした。
まだまだ母の経験は浅いから、偉そうなことはもちろん言えないけれど、こういう罪悪感みたいな感情を抱えながらお母さんをやっている女性はたくさんいるんじゃないかな、と感じる。

そういった感情を観察できるようになった私も・・ずいぶん変わったなぁ・・と感心しつつ・・

外回転、どうしようかなぁ・・と現実にはちょっと頭を悩ませている。

今更ながらお灸して、体操やって・・と悪あがきをしてみよう・・

最終的にはなるようにしかならないからね、赤ちゃんを信頼するしかありませんな。