My救世主

2019年2月11日

私は、子供の頃から忘れ物が多かった。

そして三つ子の魂百までの言葉通り、いまでも忘れ物は日常茶飯事だ。

ちょっと買い物に・・・あ、財布がない
お金おろさなくちゃ・・・あ、カードがない
今日は保育料の支払日・・・あ、家に忘れてきた

出かける時は、必ず靴をはいてから一度は家の中に何かをとりに戻っているが・・・それでも忘れてしまうんだよね・・・なんでしょーか、これは。

そんな日常の中で・・・最近は息子にさとされてばっかりだ。

息子:おかーさん、財布持った?お金ないと買い物できないからねー、わかった?
私;・・・はい

息子:おかーさん、またお金わすれちゃったね。次はちゃんと持ってくるんだよ、わかった?
私:・・・はい

こんな会話を商店街のど真ん中で大きな声でさせられるので、周囲からよくクスクスと笑い声が聞こえてくる・・・

もうすでに保護者の立場が逆転しているような親子関係なのだけど、息子はお腹の中にいるときから、すでに私の救世主だった。

息子を妊娠した時、レイキを学んでいた私は、なんとなく、宇宙の原理や自分のワクワクに従って行動することの大切さをわかりはじめていた。

でも、実践するのはまた別の話。
当時は、こうやってやり取りをする場もなかったし、とにかく「常識」という名のもとの判断が第一のように思えた。
収入やキャリアを維持し、とにかく産休/育休をとりながら先を考える、のが一番「正しく安全な」道だと信じていた。

相変わらずたくさんある仕事。さらに会社の規模が大きくなって私は最も苦手な派閥争いに巻き込まれかけていた。ストレスは限界に・・・

その時、急にお腹が痛くなり、入院することになった。

原因は、子宮筋腫が妊娠中のホルモンにより通常よりかなり大きくなってしまい、炎症を起こしてしまったこと。病名は切迫流産だった。

おかしいなー。直前までの検診では子宮筋腫の話題すらでず、特に問題視されていなかったのに・・・検査すると10センチの子宮筋腫があった・・・

とにかく10日間、入院を余儀なくされあれこれ考えさせられた。

このままでいいのかな・・・
私にとって一番大事なものはなんなのかな・・・

入院中も自己ヒーリングを行いながら、少しずつ、違う道を選ぶのも選択としてあるかもしれない、そう思えるようになってきた。

でも・・・なかなか築いた(ように思える)地位やキャリアを手放すのは容易ではなく、日常に引き戻された私は、また同じようになんとなく、仕事に忙殺されていった。

すると・・・またトラブル。今度は出血した。

おかしいなー。出血したその日の午前中に検診をしたばかりだったのに・・・

また7日間の入院。出血はその日だけで特に問題はなかった。
それでも仕事は待ってくれない。
入院中にも関わらず、取引先の方や、社員が病院のロビーに打ち合わせにやってきた。私はパジャマ姿で応対するなど、とにかく異様な雰囲気だった。

その異様さを感じてやっと気がついた。

ああ、私はこれを望んでいないのだ。
もう、仕事から、今の会社からはいったん、離れよう。

もしかしたら、お腹の中で息子がスイッチを押したのかもしれないな。
もういいかげん、気づいてよーってね。

ようやく決心をした私は、周囲がなんと言おうとも、離れる決断をした。
決断をした後の妊娠期間はすこぶる順調で、出産も初産にしては短時間ですみ、安産だった。

仕事を手放して・・・なんて記事を書いてみたけど、私が手放せたのはなんてことはない、息子のおかげなのだ。

そして不思議なことに・・・出産後しばらくして検診をすると・・・子宮筋腫がほぼ消えていた。

最近検診をしてくださった先生も、「Miyoさんは前回の妊娠で2回も入院したんですか?原因は・・・え?筋腫?そんなのあるかなぁ・・・あ、これ・・・1センチ未満なのでたいしたことないですよ・・」とびっくりしていた。

消えるなんてあるんだね。びっくり。

よく子供の魂は親より進化した魂だ、という話を聞くけれど私は本気でそうだな、と思っている。

新生児の頃の息子は何もかもお見通しの雰囲気で、ついつい敬語で接することもしばしば。

まだ言葉を話せない頃でも、私が落ち込んでいる時にはそっとその時に合うようなパワーストーンのブレスレットを持ってきて着けてくれたり・・・

今も、普段はガキンチョの息子でも「わかってるなぁ」という場面があまりにも多い。

私は単にこの世界で息子より長く生きているという経験を息子に教えてあげられるくらいで、とにかく学ばせてもらうことばかりなのだ。

今の幸せな生活に導いてくれた3次元の救世主である息子。
妊娠中にある方が「お腹の中の子供ちゃんはね、Miyoさんに恩返しがしたくて生まれてくるみたいよ」と言ってくださったが、もう生まれてきてくれただけで恩返しどころか、こっちが恩返ししないとなー、というレベルだ。

そして、今度の赤ちゃんは、私と主人との過去生でヒーラー仲間だったらしい。
ジムさん、chiexさん、そしてCrystalさんとことごとくコメントが一致してきて面白い。

きっと今の時代に生まれてくる子供は、誰であろうと地球にとっての救世主なんだろうな、と思う。

2012年、どうなるんだろうか。
いろんな情報が錯綜しているけど、頼もしいスピリットガイドさん、そして自分の周りにいてくれる素晴らしい3次元の仲間がいるから大丈夫。

きっと、光にあふれた素晴らしい世界が待っている。
ようやく私は、くるべき変化を喜びと愛で受け止めたいと思えるようになった。

ありがとう
今日も喜びに満ちた素晴らしい日でありますように