シャドウと向き合う その四

2019年2月11日

内側に答えがあるみたいだ、と気がついた私。
スピリチュアルに関する本を読み、セッションを受け、講習会に参加し・・・いろいろやってみた。

ちょっとわかるようになってきたあたりで、はたと気づく。

ポジティブを保とうとしているけど、ネガティブってでてくるよ・・・
ありがとうって言い続けなきゃいけないの?
怒りとかイライラ、感じるっていうのはまだまだってこと?

だんだんと息苦しくなってきた。
特殊能力を持つ人だったり、アセンションについての必須事項?みたいなことを学ぶにつれて、「私には無理なんだ・・・」とか「いったいいつまで努力を続けなくてはならないのだろう・・・」という、別の焦りや虚無感がでてきてしまう。

一時期スピリチュアルに嫌気がさしたのも、これが理由だった。

最近ようやく、そういう感情は否定しないで味わう、客観視するといい、ということを感覚的に学んで実感として捉え始めたのだけど、ゲリーさんの『新次元の叡智』を読んで納得した。

シャドウに向き合う時は、決してシャドウを変えよう、としてはいけない。
何に対しても自分が「変えよう」と思う事は、対象の今の状態を否定する事であり、否定された側は激しく拒絶するからだ。

のような内容が書かれていた。

なるほど・・・

なまじスピリチュアルな知識がついた私は、自分のシャドウの面、ネガティブな感情がでてくると、「愛の光をあてて手放そう」とか、「光で浄化しなくちゃ」みたいに、やっぱり「変えよう」「なくそう」としていたのだ。

そうではなく、シャドウを認識したときは、寄り添って理解してあげようとする、これが一番いいらしい。

まずは自分のその面があることをしっかりと受け入れ、寄り添う。それだけ。

イライラしてもいい。
怒ってもいい。
それを含めて自分。自分の一部を否定すると分離に繋がり、増長し、虚しさにつながるのだ。

今日も些細な事で息子にイラっとしてしまう。
自分の言う事を聞かない息子に、「無視された」と思ったシャドウが顔を出す。そのシャドウにそっと寄り添って、「わかるよ・・・」とやさしく話しかけてみる。

それだけで、感情が落ち着いていく。

実践している人にとっては「なーんだ、そんなこと」ということかもしれないが、私にはちょっとした一歩。

これからもシャドウと仲良く付き合って行こうと思う。

重たい長い記事を読んでくださった方に、心から感謝します。
ありがとうございます