白馬(ちょっぴり軽井沢)旅行記・その弐

2023年10月30日

さてさて、初日は軽井沢へ。

長男、次男共に人生初の結婚式参列。
しかも、長男は挙式のリングボーイという大役をおおせつかっていた。

というわけで、前日入りの手配をしていただき、軽井沢プリンスホテル ウエストのコテージに宿泊。結婚式会場はプリンスホテルから車で少し行ったところらしい。

軽井沢、友人の別荘には何度か来たことがあるけれど軽井沢プリンスホテルは初めてだ。

お、大きいのね・・・

なんと、その日は2000人を超える宿泊客がいたらしい・・・

夜はルームサービスで食事を済ませ、次男はいつもの夜7時に就寝させることに成功。
長男も明日に備えていつも通り夜8時には就寝した。

よし。万全だ

翌朝、朝食も早めに済ませ、出発の1時間前には準備終了。
うーん。我ながら、完璧ね

・・・と、ここでハプニングが・・・

泊まったところはコテージだったのでフロントのある建物から歩いて10分ほどのところにあり、宿泊客には小さな乗り物で送迎をしてくれる、というしくみだった。

フロントに電話して、チェックアウトのため送迎をお願いしたら・・・

「ただいま大変込み合っておりまして・・30分待ちになります」

とのこと

しかし、こちらは大きな荷物が6つ。赤ちゃん有。
しかも結婚式装備。

10分も歩くのは厳しい・・・

というわけで待つこと30分。
わーん。早く出ないとリハーサルに間に合わないのに・・・

しかし、全然迎えに来ない。
しびれを切らして電話してみると「あと10分程度で行けると思います」と言われた。

もうこれ以上遅れたら、間に合わない。10分程度って・・信用できない・・

というわけで、次男を抱っこし、荷物を分担して持ち、長男のお尻をたたきながら走った

すでに汗だくになりながらようやくフロント前まで到着。
よし、これなら間に合うぞーー

・・・と、後ろを見ると・・・

長男がいない

途中で何かに興味をひかれ、どこかに行ってしまったらしい・・・

まさかの長男、初めての迷子に焦る私たち

いつもは冷静な主人もさすがに青くなって走って探しまわる。
私は焦りつつもどこか冷静ではあったけど・・・

頭の片隅で浄化の呪文を繰り返し唱えながらスピリットガイドさんにもお願いしながら、とりあえず遅れる旨連絡を入れ、ホテルの人に助っ人を頼み、祈っていた。

でもあまり安心感のある大丈夫!という感覚は得られなかった。
かといって不安でもなく・・・なんか映画をみているような、他人事のようなボケっとした感じだ。

10分ほどして長男は無事に保護され、バタバタと汗だくで結婚式会場に車で向かう。
車で12分、と言われていたので、ギリギリ間に合うか?という感じだった。

そうしたら・・・渋滞

軽井沢って渋滞するのね・・・知らなかったよ・・・

結局、私たちが到着したのは挙式開始10分前。
当然リハーサルも終わっており、すでに参列者は着席済み。

長男はいきなり知らないホテルの人に連れていかれて混乱したのだろう。

リングをもたずに普通に新郎の後をついてバージンロードを歩いて・・・私のもとに帰ってきてしまった

どうやらホテルの人から「これ、もてるかな?」と聞かれて「もてない」と答えた長男。そこでお役御免となった模様だ

あああ、申し訳ない・・・

時間には遅刻するわ、責務は果たせないわで久しぶりに肩身の狭い思いをした。

その後の披露宴でも長男は落ち着きのなさ全開でずーーっとチョロチョロしており、私はもう、叱るのも疲れてしまい、久しぶりのヒールを履いた疲れも手伝って疲労がマックスになってしまった。

そんなとき、主人が救ってくれた。
とても上手に長男に対処してくれたのだ。

チョロチョロする長男にカメラを渡し、カメラマンとしての仕事を与えた。
すると・・・俄然張り切る長男。いろんなテーブルに行き、遠慮なく写真を撮り、場を和ませていた。なかなか素敵な写真を撮っていたよ。

そして私の親戚だらけのテーブルで、普段は飲めないお酒をがんばって飲んでいろんな話に付き合ってくれていた。

ああ、ありがとう・・・

そんな主人の姿をみて、やってしまったことを引きずっている自分に気づくことができた。

私も、明るく祝福してあげなくてはね
やっと切り替えられ、その後は心穏やかに祝福ムードで過ごすことができた。

こんな感じで初めての家族4人での結婚式参列は終わった。

軽井沢を満喫・・・するどころではなかったなぁ。
って結婚式が目的だからあたりまえか

これ、旅行なのかな?

ま、いいか。

つづくー