あれから一年

2019年2月11日

つい先日も「原村に越してきて1年が・・・」と書いたけれど、わたしの人生にとって大きな転機となったもう一つのこと。

と殺場の見学に行ってから、1年がたった。

 

その時の記事はこちら

あえてその選択をするのであれば

 

なんとなく肉を食べなくなって、でも完全にベジタリアンになることにちょっと迷っていたわたしに、それは決定的な軸を与えてくれた。

そして、自然とあそこで作られている皮を使った製品は持ちたいと思わなくなり、持ち物や衣服から革製品が消えた。

そして、魚ならいいかな・・・と思っていたのも徐々に変わっていき、ウール製品も大量生産品は辞めようと思うようになった。

 

ちょっと迷いそうな局面にくると、あのときの子牛のいやがっている姿、豚の悲痛な叫び声、そして人間にみえてくるようなつるされた姿・・・・あらゆるものがくっきりと脳裏に浮かび上がってきて、あの狂氣に満ちた選択をわたしが支持することはどうしてもできない、と思いをあらたにするのだった。

 

肉食産業は環境によくないから

肉食はカラダによくないから

 

そういう一面的な理由ではなく、ヴィーガンはライフスタイルとして、わたしの中にしっかりと軸を作ってくれた。

 

今、わたしはどうかというと、カラダもとても軽いし、思考もクリア。体調を崩すことはめったにない。

さらに、矛盾をかかえなくなったというところが氣持ち的にとても大きい。

動物をかわいがろうね、といいながら食べるなんて、わたしは子どもに教えられない。そういう矛盾ね。

 

植物も生きているよね、っていうところについては・・・

これはもう、感覚的な問題なのだと思う。

わたしは、自分自身で調理ができるものを、生きる糧としていただいていきたいと思う。

 

なんというかな。

 

ヴィーガンって、趣味でもないし、本当に「感性に正直になる」っていうライフスタイルなんだと思う。

本当に、昨年の経験に感謝。

そして、このライフスタイルを受け入れてくれる家族、友人達にあらためて感謝。