リベンジ・レムリア

2019年2月11日

手術から2週間以上が経過し、痛みを感じることもほとんどなくなってきた。

喉元過ぎればなんとやら・・・
私はまた、病人脱出を急いでしまったらしく、今日は午前中に気功・英会話、昼は友人とランチ、なんていう計画をたてていた。

するとね・・
不思議なもので、昨日からあらゆる角度から「ゆっくりね」とメッセージが入ってくる。
友人からお見舞いのお花が届いたり、(そこには「ゆっくり」とメッセージが・・・)いろんな友人から「ゆっくり回復してね」と言われたり・・・

鈍感な私もさすがにマズイなーと思うようになり、英会話をキャンセルした。そうしたら、すぐにランチの予定も友人都合でキャンセルになった。

そして違う友人から今朝も「人生は長いのよ。ゆっくりいきましょ」とメールにてメッセージ・・・

この数日間でどれだけの「ゆっくり」を目にし、聞いたことだろう。
自分は焦っている自覚はないのだけど、意識的にゆっくりしないときっとだめなんだろうなー。40近くになっても、まだ自分をコントロールできていないらしい。ははは・・・

さて。
まだあまり根をつめて本を読める状態ではないので、かるーく読める本を探していたら、アトランティスの叡智の本と一緒に買った本に目がいった。

レムリアの聖者たち

シャスタ山で出会ったレムリアの聖者たち

ユージン・E・トーマス 訳 ケイ・ミズモリ

レムリアの叡智で挫折した私は「リベンジ」さながら読み始めたのだけど、この本は物語仕立てになっており、とっても読みやすかった。

主人公が聖者達と会い、過去世に出会いながら自身を探求していく物語。物語としても、とても面白い内容だった。

そして主人公との聖者達とのやり取りの中には、私が知りたかったことがたくさん書かれており、自然と入ってくる。
うーん、これも素晴らしい。なんで今まで目に留まらなかったのかなー。不思議。きっと時期だったのね。

そして、いろんな印象的なことが書いてあったのだけど、その中でも特に主人公と聖者の以下のようなやりとりが印象的だった。

どの文明も、前の文明が獲得したレベルまで到達し、追い越します。一個人も同じで過去の人生において到達したレベルを超えて成長するのです。
もちろん、その人が直面するあらゆる状況は、自分の過去の行いによって産み出されます。宇宙における万物はこの循環の法則に従って機能しているのです。

そう、個人も過去のレベルを超えて成長するのだ・・・というところ。

私は、自分の過去世についての情報を得た時、あまりにも「すごいことをしていた」過去に腰がひけた部分もあった。(音のエネルギーを使って巨大な石を動かしてピラミッドを作ったり、動物とコミュニケーションをしていたり・・・なんてねぇ・・)
そして、私はその過去世に比べて何をやっているのだろう、どうして昔はあったはずの能力がないの??などと少なからず劣等感?のようなものを抱いたのも事実だ。

でも、このやりとりを読んで、自分が抱く劣等感のような感覚はきっと今、自分で刷り込んだり制限してきたりする価値観から感じるものかもしれないな、と思えた。
そして今、こうやって存在して、何気なく送る日常の中でも、きっと価値のある能力を発揮できているのかもしれないなと思う。
わかってはいたけど、比較すること自体、ナンセンスなのだろう。

それにしてもこの本、なんと60年以上前に書かれたらしい。
そんなことは微塵も感じさせないのは、真実がもつ力なのかな。

またしても、不思議な出会いに感謝して、今日も素敵な一日を過ごすことにしよう。