【備忘録】がんばったね☆長男5歳10ヶ月

2019年2月11日

今日は、長男が通う幼稚園の年に一度の発表会だった。

昨今は幼稚園選びも、いろんな情報を調べてプレスクールにいれて・・・とすごく大変な思いをする方も周りに何人もいらっしゃる。

私は・・・
ご縁をいただいた保育園の下に、その幼稚園があったから・・・
徒歩で通える3年設定の幼稚園がここしかなかったから・・

という理由で、今の幼稚園に決めた。

とはいっても、何カ所か見学に行ったし、それなりに考えたのだけど、まあご縁だし、慣れた環境だしね。

で、わかってはいたのだけど、この幼稚園、結構なお勉強幼稚園なのだった。
小学校受験を目的に、遠方から通わせる方もいらっしゃるほど。

それもあって、発表会もかなり本格的。
年少でも、歌、詩の暗唱、そして劇と盛りだくさん。

年中・年長になると、さらに内容も濃くなってくる。

昨年、年少だった長男は・・・
最初から最後まで、舞台の端っこで泣いていた

家であまり発表会のことを話してくれなかったから、気にしてはいたのだけど、普段からあまり幼稚園のことを話さないし(それは今も・・だけど)
先生に聞いても、「大丈夫、ちゃんとやってますよー」ということだったのでそこまで心配していなかったのだ。

手をくわえて泣いている長男を、ただただ見守りながら、
私はいろんなことを思った。

あんな思いをさせてしまった・・
先生が発表会前後に、何のフォローもしてくれなかったこともショックだった。

そして発表会後、幼稚園を変わることを真剣に考えた。

本人と話し合って、公立の幼稚園に申し込んでみたものの、定員オーバーで入れず。
半年後にようやく入れることになったけど、長男の友人と離れたくない、という意思を確認して見送ったのだった。

4月から年中になり、先生も変わり、新たな環境でがんばってきた長男。
先生も年少の時と違って、長男の個性をすごく尊重してくれて、マイペースさを受け入れて見守りつつも、励まして伸ばそう、としてくれている感じだった。

もっとのびのびさせる環境がよかったな・・ごめん・・と思う局面は何度もあったけど、
長男なりに今の環境でがんばっている様子もうかがえたので、よほどのことがない限り、私からは何も言わなかった。

そして今回の発表会。

長男は台詞も多く、出番も多い・・そんな役をやることになった。
去年のこともあるから・・ほんと、端役でよかったのに・・と不安げな私に、
「長男くんは、大丈夫ですよ!!」という先生。

信じて見守った。

本番前、前の席で見ててほしい、という長男。
前から3番目で、見守った。目をそらさずに、ずっと。

時折口元がわなわなっとする。
泣きたそうだけど、がんばってる。

台詞がでてこなくなっちゃった。
お友達が教えてくれた。

いつもなら、遠くから見守っていた私も、近くで細かい表情まで全部みていた。

長男は、やりきってくれた。

終わった後、真っ先に「おかーーさーーーん」と走り寄ってきた長男。
思わずぎゅーっと抱きしめていた。

たかが、幼稚園の発表会。
詰め込み式の暗唱とかも、どうかなって思うこともあるけれど。

長男は、自分なりに何かを乗り越えた。
それが、何よりもうれしかった。

長男からの、素敵な誕生日プレゼント
ありがとね。

今日は、発表会を応援しに雪の中かけつけてくれた義父母、私の母、そして有休をとった主人。みんなで終わった後にお祝いをしてくれた。

そして、随所にたくさんの愛を感じて・・・幸せいっぱい

30代になって、ああ、なんて楽になったのだろう、と思った。
40代になって・・これからなんて楽しみなんだろう、と思っている。

ますます素敵な人生を創っていこうかな、と。
愛を表現するこの日に生まれてよかったなー。幸せ

長文、お付き合いいただき、ありがとうございます