映画・ワンヴォイス
今週になって仕事の波がぱたっと落ち着いた。
世間はお盆休みだからね。今週はゆっくりできそうだ。
そこで、今日は7月中旬から通い始めたウクレレ教室にて勧められた映画、「ワンヴォイス」を見に行ってきた。
映画なんて久しぶりー
しかも今日はレディースデーで1000円だった
ハワイの風景で癒されればなぁくらいに軽い気持ちで行ったんだけど・・・
なぜか最初から心が揺さぶられっぱなし、そして泣きっぱなし・・・
ストーリーはドキュメンタリータッチで
ハワイのカメハメハスクールで伝統的に行われている合唱コンクールの模様を描いたもの。
ハワイ人しか入学できない学校で、ハワイ語の歌をみんなで歌うコンクール。
9年生から12年生が参加するコンクールでは、それぞれの部門で指揮者が学生達から選ばれる。
映画はこの指揮者達のインタビューや、家族背景、そして当日までの模様を描きながら、背景にある民族としての苦悩や、言葉の大切さ・・・いろんなことを無理なく描いていた。
そして、若者達が自分たちの国の言葉、歴史、民族の誇りを思い出そうとするように、一生懸命にひとつになって歌声にしていく模様はとても胸に響いた。
その民族の文化を奪うのに一番てっとりばやいのは、言葉を奪うこと。
この言葉が胸にささる。
そして、日本語は奪われなかった。
奇跡的なことなんだ、と改めて思う。
いつか、民族や人種、国境をこえて地球に存在するすべてが
愛と調和の世界に生きられますように・・・
切実にそう思った。
もちろんハワイの美しい風景や音楽も映画の素敵なアクセントになっているので、そこも十分に楽しめる。
こんなに上映場所が少ないってことはあまり有名じゃないのかな。
DVDがでたらいいなぁ・・・
素敵な映画に出会えて感謝
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