大事な基盤

火曜日から、息子の体調がすぐれない。
今、薬がきいてきて眠っているところ。もうすぐ夕食で起きるだろう。
ここのところ、めずらしく体調が良好だったので、つい油断していた。
今日はついに40度まで熱が上がってしまった。
ただ、元気ではあるし、食欲もまああるし、水分摂取もできていて汗、尿もでているから、現在は様子見で良いのだろう。
念のため医者にみてもらっても同じ見解だった。
息子は、母の免疫が切れるといわれる6ヶ月頃を過ぎたとたん、さまざまなウィルス、菌にやられてきたから多少の発熱でも慌てなくなっているのだけど、やっぱり見ているのはつらい。
私には、心の中で息子の身体を応援しつつ、必要なものを与えて、見守るしかできない。
熱い小さな身体を抱きしめて、頭をなでてあげることくらいしかできないのだ。
こういうとき、どんなにスピリチュアルを学ぼうと、身近な人一人、助けてあげられない自分に無力感がでる。
でも。
以前はここでぐぐっと落ち込んでいったのだけど、それはなくなった。
きちんと、自分ができることをしてあげて、応援してあげる。
それでも何かが違うはずなのだから。
そもそも「助けてあげる」という見方が違うんだ、と自分に言い聞かせる。
そして、自分がいろいろ考えたり、仕事をしてみたり、友人と会ったりできるのは、自分はもちろん、家族が健康で、当たり前と思っている生活基盤があるからこそなんだ、と思いをあらたにした。
あたりまえ、のことなんだけどね。
健康第一って月並みの言葉になるんだけど、大事なんだよなー。
最近は、ちょっぴり仕事が忙しくなってきたから、ついつい意識がそこにいってしまい、その部分への感謝が抜けていた気がする。
いつも、こういうタイミングで気づかされる。
これも、ありがたいはからいなのだ、と思う。
さて。息子のおかゆがそろそろできあがるかな。