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初めてのパワーストーン

夫が最近、試験勉強ということで土日は喫茶店で勉強中。
息子の相手も合間をぬってやってくれるので、私もストレスなく応援中。
というわけで、夜はのんびりと考え事をしたり、オラクルカードで遊んでみたり、それなりに楽しい。
で、ふと
今でこそ、毎日のようにパワーストーンを身につけて、すっかり身体の一部?になりつつあるけど、そういえば、初めてのパワーストーンってなんだったっけな。。
と考えてみた。
そうしたら、怒濤のように記憶があふれてきて(ウニヒピリの仕業かな)、すぐに思い出した。
高校3年のとき。ラピスラズリだった。
私が通っていた高校は、結構な受験校で、「東大以外は大学じゃない」と普通に豪語する先生ばかりのちょっと異常な高校だった。そのせいか、周りも慶応、早稲田はすべりどめ、受かっても東大じゃなきゃいかない、みたいな友人も多かった。(世間的には大変失礼な話なのだけど。。)
そうはいっても、高校自体は自由な雰囲気でイベントも多く、男女共学だったし、高校時代はとても楽しかったのだけど。
で、私はというと、残念ながら東大を狙えるような実力もなく、
かといって経済的な理由から私立は絶対にNG、浪人したらどうなるかわかってる??
みたいなプレッシャーを高校3年間、特に母親から毎日のように受け続けていた。
さらに、家庭の事情から通学に片道2時間を要していた。
なので、体力的にも精神的にもかなりキツイ時代だった。
今思い出しても相当なストレスで、二度とあの時代には戻りたくないのだけど、
守ってもらったなー、とリアルに体験したのも、この頃だった。
結局、私は国立の第一志望の大学に現役合格できたのだけど、本当に「運」としかいいようのない、受かり方だった。
私は、母親への当てつけもあったのか、私立は一校も受けず、第一志望の大学しか受けなかった。
担任の先生にも志望校面談で、「無謀だ。一晩考えてきなさい」とまで言われたけど、変えなかった。
実際、私の当時の成績では受かったら「後輩に勇気と希望を与えられるな」、くらい望みは薄い状況だったのだ。
当時は、前期試験と後期試験があって、前期試験がメイン。後期試験は募集人数がかなり少ないので、かなりの倍率だった。前期試験は当然のように惨敗。試験の途中からやる気を失うくらい、全然ダメだった。
で、私は前期試験が終わった後、何を思ったのか、ラピスラズリのペンダントを買ったのだ。
当時はパワーストーンなんて、一般的ではなかったし、女性誌などの後ろのほうに広告で「ピラミッドパワー!」とか、「お金持ちになりました!」みたいな怪しげな宣伝に載っているものしか知らなかった。
私が買ったのは、まさにその類いのものだった。
結構な金額だったから、どうやって工面したのか覚えていないけど、郵送されると母親にみつかってしまうから、わざわざ販売元の会社に出向いて購入したことは覚えている。
まー、まさに神頼みっていうか、すがったのだよね。
で、望み薄な後期試験に臨んだわけなんだけど、これが、恐ろしいくらいヤマがあたったのだ。。
まず、論文のテーマが、自分で思っていたのとドンピシャリだった。
なぜか「これがくるかも」と、そのことばかり調べたり、勉強したりしていた私は、試験開始直後から、すらすらと論文を書くことができてしまった。
さらに、そのほかの問題も、問題集で解いた記憶のあるものばかりが出題され。。
本当に、恐ろしいくらい、すんなりと試験を終えられたのだ。
実は高校3年のクリスマスイブに、最愛の祖母を亡くしていて、その祖母がまもってくれたのかな、という思いもあるのだけど、こういう奇蹟的な体験に、「石」がからんでいた、というのはとても興味深い思い出だ。
今でも、ラピスラズリは私の中で特別な存在で、実はブレスレットは一つももっていない。
なんとなく、恐れ多くてね。。。
いろいろ悩みはあれど、あのときほど切羽詰まった状況ではない、ということなのかもしれないな。